中目黒に「うどん酒場 仏迦袈（ぶっかけ）」がオープン！山梨発祥の立ち飲みうどん酒場が、個性的なサービスとしっかり美味しいうどんを携え、東京に初上陸

夢は海外進出。新感覚のうどん酒場を世界で広めたい

中目黒には少ない“せんべろ”酒場であることや、ストリート風の雰囲気から、客層は若い世代が中心と思いきや、平日は中高年層、週末にはマンションに住むファミリー層も多いのだとか。「目指しているのは、“人が人を呼ぶ店”。ここに来れば誰かに会えて、若い世代から年配の方まで、一体になって楽しめる店になってくれたら嬉しいですね」と佐野氏。都内での本格的な店舗展開に向けて物件を探しているところではあるが、店舗数にはこだわっておらず、着実に地域に根付かせたいという。「うどんの配合をしっかりと決めて、こだわりの出汁も自社で出汁パックを作れば、料理に慣れていない人でも作りやすく、店舗展開しやすい業態だと考えています。うどんは海外でも人気が高いので、いずれはヨーロッパにも出店できれば」。

大手チェーンの海外進出や、国内のうどん店でも外国人観光客を目にする機会が増えるなど今や世界が認める日本のうどん食文化。コンセプトのように、いつか「仏迦袈」で本気でうどん作りを修業した外国人が、フランスやイタリアなどでうどん店を開業する日が来るかもしれない。

写真左からスタッフ・藤原 麗氏、店長の佐野太亮氏、スタッフ・有地政晴氏

（取材＝河西みのり）

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