「クラフトビアマーケット」の新業態は焼肉！「ヤキニクラフト 神田店」は自家醸造のクラフトビール含むドリンクがセルフ式で飲み放題

「ヒロミヤ」のセルフ飲み放題をヒントに、クラフトビールを掛け合わせた焼肉店を出店

JR神田駅の西口を出てすぐ、雑居ビルの5階に「ヤキニクラフト 神田店」がオープンした。運営のステディワークスは2011年２月、虎ノ門「クラフトビアマーケット」で創業し、クラフトビール1杯480円を打ち出し大ヒット。その後、都内を中心に大阪、仙台など全国にも店舗を広げ、さらにクラフトビールとシャリキンをウリにした大衆酒場「ビールボーイ」も展開。2019年9月にはコレド室町内にブルワリーパブ「クラフトロック ブリューパブ&ライブ」もオープンし、念願だったクラフトビールの醸造も開始するなど、日本のクラフトビールカルチャーを牽引する存在となっている。

創業から10年ほど、順調に事業を展開する中でぶつかったのがコロナ禍だ。これまでとは異なる状況に置かれ悩むことも多かったという代表の田中 徹氏だが、飲食店仲間と訪れた曙橋の焼肉店「ヒロミヤ」に感銘を受けたという。「ドリンクはセルフ式飲み放題である代わりに美味しいお肉を手ごろな価格で楽しめる、そのスタイルに魅力を感じました。コロナ禍で飲食店が不振の中でも焼肉業態は好調だったこともあり、このスタイルにクラフトビールを掛け合わせたお店があったら面白いのでは？と思うようになりました」。

店内はテーブル席を中心にカウンターも置く。さりげなくアウトドアにまつわるアイテムが飾られる。現在、ステディワークスでは同店含め18店舗を展開中　写真：©ビール女子

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