FCと自社業態の両刀戦略で。原価率の良いもつ焼き業態に挑戦
川崎駅前の飲食街に位置する「もつ焼きじんべえ」、もともとMostfunがFCで「0秒レモンサワー 仙台ホルモン焼肉酒場 ときわ亭」を運営していた物件を業態変更しオープンした。同社は飲食店の人材採用・教育のコンサルを行うラフテルズ出身の大崎拓実氏が2020年に創業。「ときわ亭」や、他は「新時代」など人気ブランドのFCに加盟するかたちで店舗展開を進め、かわりに自社では“人材”に力を入れているのが特色だ。大崎氏の独自の手法により、人手不足の中でもスタッフを確保、働きやすい環境の整備に注力している。「最速で50店舗出店後、社員1000人の会社をつくる」という大きな目標を掲げ、現在は横浜、川崎で9店舗を展開。2023年2月には、同社初となるオリジナル業態「すし酒場さんじ」もオープンした。
今回は「すし酒場さんじ」に続くオリジナル業態。同店のオープン直後、フードスタジアムの取材で大崎氏は「オリジナル業態は時間や労力がかかるのでもうやらない」と話していたが、半年の間に考えの変化があったそうだ。「やはりFCの業態だけだと、スタッフがやりがいを見出しにくい。『すし酒場さんじ』のクオリティも上げたかったので、業態開発のプロにも経営に入ってもらいました。それもあり、やはりFCとオリジナルの両刀でいくべき、と思うようになりました」と大崎氏は話す。
「ときわ亭」を業態変更することになった際、選んだのがもつ焼きだ。「僕の肌感覚として、近年もつ焼きの人気が高まっているように感じます。原価率を見ても30%ほどに収めることができ、すしや焼肉と比べて集客のコスパがいいのも決め手です」と大崎氏。
店舗データ
店名 | もつ焼きじんべえ |
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住所 | 神奈川県川崎市川崎区砂子2-9-11 あさひビル 1F |
アクセス | 川崎駅から徒歩5分、京急川崎駅から徒歩6分 |
電話 | 050-5385-1684 |
営業時間 | 【月~金】15:00~24:00(フードLO23:00、ドリンクLO23:30)【土日】12:00~24:00(フードLO23:00、ドリンクLO23:30) |
定休日 | 不定休 |
坪数客数 | 40坪90席 |
客単価 | 2800円 |
運営会社 | 株式会社Mostfun |
オープン日 | 2023年10月1日 |
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