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高田馬場に「Fry家(フライや)」が開業。“少量多種”でフライを楽しむコースを提供。とんかつの名店「成蔵」跡と注目度抜群の立地で、StyLeがあたためていた新業態を仕掛ける!


油3種、パン粉2種、油の温度帯2種をネタごとに使い分け。名刺代わりは「ささみ」

「『成蔵』跡地という話題性は、一方でプレッシャーもありました」と石川氏。試作を繰り返し、納得のいくフライを完成させた。詳細は「企業秘密」とのことだが、使用する油は3種類、パン粉は2種類、油の温度帯は2種類をネタごとに使い分け、それぞれのネタの美味しさを追求したという。

ディナータイムは「フルコース」と「プリフィックスコース」の2つのコースを用意。オススメの「フルコース」は、肉や魚、野菜などのフライに、合間には箸休めの料理やしゃぶしゃぶ、〆のカレーもしくは冷麺、デザートまでが付いて8000円だ。「プリフィックスコース」は「フルコース」から品数を絞って2500円。これに単品で好みの品を追加して完成させるコースで、「ごはん」(200円)や「豚汁」(250円)を付ければ定食のように楽しめる。特に注目したいのが、どちらのコースにも提供する「極みのささみフライ」。「これまでのささみのイメージを覆えすようなしっとりとした食感」(石川氏)が身上だ。「あまり聞いたことない料理を美味しく作るより、ささみという誰にとっても馴染み深い食材を、驚くような美味しさで提供すると感動してもらいやすい。あえてささみを序盤に名刺代わりとして提供し、印象付ける狙いです」と石川氏は話す。

ドリンクは「生ビール」(サッポロ、中600円、小450円)をはじめ、ハイボールや焼酎、サワーなど1杯550円~。日本酒やワインはリストを用意する。

ランチは「選べるミックスフライ定食」(1900円~)を打ち出す。やはり自慢の「極みのささみフライ」と、好みのフライを2品~に、サラダやごはん、豚汁などが付く。その他、「リブロースかつ定食」(3000円)、「合い盛りメンチかつ定食」(1550円)などの定食も用意する。

ややレアな火入れでしっとりとやわらかな食感に、サクサクと軽い衣の「ささみ」。コースの序盤で提供し、お客に印象付ける

「アジフライ」はタルタルソースや大葉とともにコッペパンにはさんで提供するサプライズな仕立て。カラフルな柄の器もこだわりだ

店舗データ

店名 Fry家(フライや)
住所 東京都新宿区高田馬場1-32-11 小澤ビル B1F

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アクセス 高田馬場駅から徒歩3分
電話 03-3200-0565
営業時間 ランチ11:00~15:00(LO14:00)、ディナー17:30~22:00(最終入店21:00、LO21:30。ロングコースは19:45最終受付)
定休日 不定休
坪数客数 13坪16席
客単価 ランチ2000円、ディナー8000~1万円
運営会社 株式会社StyLe
オープン日 2023年10月1日
関連リンク 青山一丁目たぬき(記事)
関連リンク StyLe(HP)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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