「八王子 貝介」がオープン。焼鳥のけむりグループ最新店舗、三茶に続く貝専門酒場2店舗目。おでんや焼魚の新コンテンツを投入して大衆酒場色を打ち出す

「貝専門」をフックに集客し、スタッフ力でリビートにつなげる！

先述のような瓶ドリンクを打ち出したり、キャッシュレスを採用したりと、随所に少ないスタッフで回せる工夫を散りばめ、効率的な運営を実現している。目標は1.5～2回転、月商550万～600万円を目指す。

「『三茶 貝介』もそうでしたが、とにかく貝専門酒場というのはお客様の食いつきがよい」と小松氏。強いコンセプトで来店に結び付け、さらにスタッフ力でリピートにつなげたい考えだ。同社はスタッフも自慢のひとつだと小松氏は話す。「利益率の高まる工夫を散りばめた店づくりにより、比較的よい待遇で求人をかけているからか、求人の応募は多いです。その中でも技術ではなく人柄重視で採用しており、結果、優秀なスタッフが集まっていると感じています」。今後も吉祥寺や立川、中野といった既存店のあるエリアでのドミナント展開を目指すという。

写真左からスタッフの永島和樹氏、通称「うずら」こと店長の曽根原達夫氏、けむり代表の小松大地氏、スタッフの山口紫苑氏。「貝好きの自分が行きたいと思う店を作りました」と小松氏は話す

（取材＝大関　まなみ）

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