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下北沢に「まちなか」オープン!「まぼねん」「おむかい」に次ぐ3店舗目のコンセプトは“餃子と中華”。一人客からファミリーまで、オトナ世代に愛される進化系“町中華”を目指す

11月7日、下北沢に「まちなか」がオープンした。運営は同じく下北沢の「まぼねん」、「おむかい」を手がけるはうてん(代表:中川圭司氏)で、初の中華業態。餃子をメインに、趣向を凝らした料理や紹興酒、中国茶割などもラインナップ。ほどよくカジュアルな空間にはゆったり席を配置し、30代以上のオトナ世代がくつろぎながら食事を楽しめる店を目指す。


音楽活動を続けるために開業した創業店。経営の才が開花し、瞬く間に目標売上を達成

飲食店や古着屋が軒を連ね、常に若者たちで賑わう下北沢南口商店街にオープンした「まちなか」。この街に詳しい人なら、かつてライブハウス「mona records」のカフェがあった場所と言えば、すぐにわかるかもしれない。

重厚感のある扉を開ければ広がるのは、ゆったりとしたモダンな空間。カウンターやテーブルに加え、店内奥には、中華料理店には欠かせない円卓、さらにキッズチェアも用意されており、幅広いシーンに対応できそうだ。
「扉を閉めれば円卓ブースは個室になります。初めは“共産党時代の中華食堂”をイメージしていて、もっと汚い感じにするつもりだったのですが、思っていたよりもきれいに仕上がりました」とオーナーの中川圭司氏は笑う。

元ミュージシャンの中川氏が創業店「まぼねん」を開業したのは2017年。そもそもの動機は、音楽活動を継続するための“収入源”だったという。

「海外ツアー中、経費をまかなうのが大変で、自分が働かなくても収益が出る仕組みを作らなければ、音楽活動を続けていくのは難しいと思っていました。飲食店でアルバイトもしていて、なんとなく飲食店をやれたらいいなと考えていた時にちょうどいい物件が空いて、当時一緒に働いていた仲間を誘って開業したのが『まぼねん』です」。

コンセプトは、立ち上げに携わったスタッフが、和食が得意だったことから、京風のおばんざいなど和食をベースにした“下北沢の晩酌屋”。オープン直後から店は好調で、売上は右肩上がりだったという。半年後には総料理長の野村俊彦氏を迎え、目と鼻の先に2号店「おむかい」を開業する。

「独立を考えていた野村さんから相談されていたときに、『おむかい』の前の店舗で働いていたスタッフさんから『店を畳むことになったので、この場所でやってみませんか』というお話をいただいて。ちょうどいいタイミングだと野村さんを誘いました」。

恵比寿「サカナバル」で働いていた野村氏が洋食系のメニューが得意ということもあり、2号店は“お酒と洋風ごはん”がコンセプト。こちらもすぐに評判となり、5周年を迎えた現在も連日若い女性を中心に賑わっている。また、まったく違う料理や酒が楽しめることから「まぼねん」と「おむかい」をハシゴする人も多いのだとか。

飲食店経営はおろか、アルバイト時代はホールスタッフで、料理に関しても素人だったという中川氏。2つの店を成功させた理由は、「下北沢」という立地にあるという。

「下北沢はカルチャーの街。ミュージシャンや芸人、役者の知り合いがたくさんいて、今でも1時間街をぷらぷら歩いていたら、2、3人は友達に会うんですよ(笑)。そんな街だったら、お客さんが来なくても、売上がゼロになることはないだろう。そんなゆるい算段で始めました」。

「まちなか」については、コロナ禍で帰省した地元・関西で食べた餃子が無性に美味しかったことから「餃子屋をやりたいと思いつきで野村さんに持ちかけました」のだとか。それを受け、中華料理店で働いた経験がない野村氏は自宅待機中に試作を開始。試行錯誤を繰り返しながら、メニュー開発に取り組んだという。

ビルの階段を昇ると現れる扉からして異国ムード満載。初めて訪れる人は、隠れ家に入るようなワクワク感を覚えるだろう

大きなコミュニティテーブルから、窓に向けて配置した4名掛けテーブル、カウンターや中華らしい円卓など、30坪に様々なタイプの60席を用意。天井などは以前のままだというが、壁に張った上海タイルや木の質感が調和し、モダンな空間に仕上げられている

店舗データ

店名 まちなか
住所 東京都世田谷区北沢2-13-5 2F

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アクセス 下北沢駅から徒歩3分
電話 03-5787-5561
営業時間 17:00~25:00
定休日 なし
坪数客数 30坪60席
客単価 4000円~
運営会社 株式会社はうてん
オープン日 2022年11月7日
関連リンク まちなか(Instagram)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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