皿を「銀皿」に縛ることで、クリエイティビティを発揮
池尻大橋駅から徒歩3分。1階は人気ラーメン店「八雲」のビルの階段を4階までのぼった先にあるのが「ザ・銀皿」だ。店名の通り、オーバル型の平皿や深皿、丸型の小皿などの銀製の皿、“銀皿”に合う料理を提供する。
「銀皿に合う料理」というコンセプトについて、オーナーの小田島利成氏はこう話す。「通常、飲食店の商品というと、料理×皿×盛り付けの掛け合わせで考えていくもの。それだと組み合わせは無数になる。ただ、僕は選択肢が多すぎると考えられないタイプで……そこで、皿を銀皿で縛ってみることにしました。『皿』の選択肢をあえて制限することでアイディアが浮かんでくるんです」。どこかレトロな銀皿に盛り付けるのはポテトサラダやタコウインナー、パスタやギョウザ、はたまたおでんまでとジャンルレスだ。銀皿という制約があるからこそ、小田島氏のクリエイティブが最大限に発揮されている。「料理人は真面目な人が多い。だからこそ自分の得意料理で勝負しがちだけど、僕はもっと軟派なところからやろうと思って……」とも。
店舗データ
店名 | ザ・銀皿 |
---|---|
住所 | 東京都目黒区東山3-6-15 エビヤビル 4F |
アクセス | 池尻大橋駅から徒歩4分 |
営業時間 | 19:00〜24:00 |
定休日 | 火曜 |
坪数客数 | 13.5坪8席+立ち飲み8人程度 |
客単価 | 3000~4000円 |
運営会社 | 2023年5月14日 |
オープン日 | ザ・銀皿(Instagram) |
関連リンク | https://www.instagram.com/the.ginzara/ |