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池尻大橋に「ザ・銀皿」がオープン。「銀皿に合う料理」をテーマに提供、料理人オーナーが料理人らしかぬ独自の視点で世界観を表現

5月14日、池尻大橋に「ザ・銀皿」がオープンした。去年2月まで中目黒で営業していた同ブランドの移転リニューアルとなる。同店では「銀皿に合う料理」を提供。やりたい料理のジャンルやマーケットから業態を考えるのではなく、料理を盛り付ける“皿”から入るというユニークなコンセプトづくりだ。雑居ビル4階のあやしげな立地にもかかわらず、オーナー・小田島利成氏の独自のSNS発信も相まって話題となっている。


皿を「銀皿」に縛ることで、クリエイティビティを発揮

池尻大橋駅から徒歩3分。1階は人気ラーメン店「八雲」のビルの階段を4階までのぼった先にあるのが「ザ・銀皿」だ。店名の通り、オーバル型の平皿や深皿、丸型の小皿などの銀製の皿、“銀皿”に合う料理を提供する。

「銀皿に合う料理」というコンセプトについて、オーナーの小田島利成氏はこう話す。「通常、飲食店の商品というと、料理×皿×盛り付けの掛け合わせで考えていくもの。それだと組み合わせは無数になる。ただ、僕は選択肢が多すぎると考えられないタイプで……そこで、皿を銀皿で縛ってみることにしました。『皿』の選択肢をあえて制限することでアイディアが浮かんでくるんです」。どこかレトロな銀皿に盛り付けるのはポテトサラダやタコウインナー、パスタやギョウザ、はたまたおでんまでとジャンルレスだ。銀皿という制約があるからこそ、小田島氏のクリエイティブが最大限に発揮されている。「料理人は真面目な人が多い。だからこそ自分の得意料理で勝負しがちだけど、僕はもっと軟派なところからやろうと思って……」とも。

ドアには「営業中」の札。知らなければ何の店かはわからないあやしげな雰囲気だ。あえて4階という立地については「逆に、らしいかなと思って」と小田島氏

店舗データ

店名 ザ・銀皿
住所 東京都目黒区東山3-6-15 エビヤビル 4F

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アクセス 池尻大橋駅から徒歩4分
営業時間 19:00〜24:00
定休日 火曜
坪数客数 13.5坪8席+立ち飲み8人程度
客単価 3000~4000円
運営会社 2023年5月14日
オープン日 ザ・銀皿(Instagram)
関連リンク https://www.instagram.com/the.ginzara/
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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