料理の9割が何かしらのマグロ要素入り。温菜は火入れの変化を考慮し特にこだわる
テーマは「マグロをよりおいしく味わう」。日本人にはおなじみのマグロを、「質」と「幅」で新たな価値をアピールしたいという。「普通の居酒屋」でも使用する魚仲卸「石司」から仕入れる良質な赤身やトロなどのマグロで「質」を訴求。一方で今回新たに仕入れ先として開拓した三崎港からは珍しい希少部位を仕入れ、定番だけでなくマグロの「幅」を打ち出したい考えだ。
看板メニューは以下3つ。「マグロマンの刺盛り」(1人前880円、2人前~)は、多彩なマグロの部位5種類の盛り合わせ。「マグロマン焼き」(1230円)は、さっと炙った赤身を赤酢のシャリにのせて味わう品。「マグロ節ラーメン」(530円)は、マグロ節、サバ、シイタケなどからとったスープの自家製ラーメン。ほか、自家製ツナのサラダボウル「鮪屋のつなサラダ」(780円)や「マグロゆっけ」(680円)、「マグロきむち」(580円)、「ねぎトロいくら」(890円)などの冷菜。特にこだわったのがマグロの温菜で、「マグロ明太春巻き」(580円)、「マグロのもつ煮込み」(630円)、「テールステーキ」(1380円)など。「マグロは火を入れると臭みが出たり、食感が変わったりということがあり温菜にするのが難しかった。その都度、合う部位を試すなど試行錯誤しました」と田島氏。
「ナスの揚げびたし」(680円)など、一見するとマグロと無関係な品もあるが、実は茄子をマグロ節の出汁に浸しているなど、まさにマグロ尽くし。料理の9割が何かしらマグロの要素が入っているという。
ドリンクは居酒屋として幅広くラインナップする中にも、ひとひねりを加えたものも。「『本物』のうすはりグラスビール」(620円)は高級うすはりグラスに注ぐ生ビール。内容・容量は同じで通常ジョッキに注ぐ「プレミアムモルツ 生」(550円)に対し70円プラスの値付けで付加価値を付けた品だ。ウイスキーや焼酎に、レモンサワーは3種類のバリエーションを用意。マグロに合う日本酒も豊富に揃える。
店舗データ
店名 | マグロマン |
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住所 | 東京都世田谷区玉川3-5-7 黒川ビル 1F |
アクセス | 二子玉川駅から徒歩3分 |
電話 | 03-6805-7701 |
営業時間 | 【月~金】17:00~23:30(LO22:30)【土・祝】16:00~23:30(LO22:30) |
定休日 | 日曜 |
坪数客数 | 14坪30席 |
客単価 | 5000円 |
運営会社 | 株式会社ロマンズ |
オープン日 | 2023年5月18日 |
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