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二子玉川に「マグロマン」がオープン。エー・ピーカンパニー、ミナデイン出身オーナー、狛江「普通の居酒屋」に続く2店舗目はマグロ専門居酒屋!

5月18日、二子玉川に「マグロマン」がオープンした。運営はロマンズ(東京都狛江市、代表:田島悠太氏)、2022年11月、狛江にオープンした「普通の居酒屋」に続く2店舗目だ。総合居酒屋である「普通の居酒屋」に対し、今回はマグロに特化にした専門居酒屋。赤味やトロの定番から内臓系の珍しい部位まで、多彩なマグロをさまざまな調理法で提供。サラリーマンの宴会から家族連れ、カップル、女子会など多様な利用シーンに対応し、地元の人のみならず外の街から来る目的まで狙う。


狛江「普通の居酒屋」は狙い通りの客層にヒット。24坪で1日50~100人を集客

二子玉川駅の西側、高島屋S・Cによる商業施設「柳小路」はじめ、多くの飲食店が集まる一角にマグロ専門居酒屋「マグロマン」はオープンした。店名の「マグロマン」は、「マグロ」と、運営会社名「ロマンズ」をつなげたことが由来のひとつだ。

同社はエー・ピーカンパニーやミナデインで経験を積んだ田島悠太氏が創業。2022年11月、狛江にオープンした「普通の居酒屋」が独立1店舗目だ。昔ながらの個人店とチェーン店が多い狛江で、その間の“ちょうどいい店”としてポジショニングし、鶏料理を名物にしつつも総合居酒屋として幅広い料理やドリンクを用意。狙い通り「チェーン店では物足りないが、昔ながらの店は入りにくい」というニーズをキャッチし、早速、地元の老若男女が集まる人気店に。現在は24坪の店内で、おおよそ平日は50人、土曜は100人を集客。家賃は都心と比べて安価なこともあり、利益率20~25%と上々だ。

「創業当初から2、3店舗目はなるべく早めに出店したかった」と話すのは代表の田島氏。いずれ展開を睨むのであれば、早い段階でスケールさせたいという考えだ。「普通の居酒屋」が順調であることから並行して物件のアンテナを張り巡らし、田島氏の地元である二子玉川など世田谷区を中心に探した。同物件はしゃぶしゃぶ居酒屋の居抜きで、14坪の広さや路面であることが田島氏の希望に当てはまり、駅近の飲み屋という好立地にもかかわらず、家賃も手ごろだったことが決め手だという。

「二子玉川は単価1万~1万5000円程度のちょっとした晴れの日向けの店か、もしくは非アルコールの食事業態の飲食店が多い。ライバルの少ない単価4000~5000円程度の総合居酒屋をやった方がマーケット的には良いと考えました。しかし、この物件は全体が14坪なのに対し、ドリンク場含めキッチンが3坪ほどと狭い。調理器具を置くスペースが十分に確保できず、幅広い品を提供する総合居酒屋は難しい。そこで、比較的、調理に場所を取らないマグロに特化した居酒屋をやることにしました」と田島氏は話す。

二子玉川駅から徒歩3分。近隣には居酒屋も多いエリア。二子玉川には楽天のオフィスがあることから同社のお客も多いという

しゃぶしゃぶ居酒屋時代の名残で、テーブルにはIHヒーターが。冬にはネギま鍋を用意し、宴会需要を取り込む予定だ

店舗データ

店名 マグロマン
住所 東京都世田谷区玉川3-5-7 黒川ビル 1F

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アクセス 二子玉川駅から徒歩3分
電話 03-6805-7701
営業時間 【月~金】17:00~23:30(LO22:30)【土・祝】16:00~23:30(LO22:30)
定休日 日曜
坪数客数 14坪30席
客単価 5000円
運営会社 株式会社ロマンズ
オープン日 2023年5月18日
関連リンク 普通の居酒屋(記事)
関連リンク マグロマン(Instagram)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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