表参道に「ブルー・ザ・スリー」が開業。「渋谷 半地下酒場」が坪月商75万円の大ヒットとなったアパレル出身コンビの今添笑店、今回は腕利きシェフを起用し中華エスニックに挑む

飲食素人だからこそ「一般客の目線」で店づくり

今後は「渋谷 半地下酒場」のスペースを使ってアートやファッションのイベントを行っていきたいとのこと。「僕らは“飲食やってる”感覚はないんです。面白いことをやりたくて、それがたまたま飲食だった、というだけです」と今井氏と添田氏は話す。「もともと僕らは飲食出身ではないので、”一般客の目線“で店を作ってきた。例えば、『昔から食べているアレが好き！』のような、客として嬉しいこと、食べたいものをカタチにしています。飲食店の人はよく話題の店にリサーチに行き、”飲食店の目線“で飲食店を見ていてすごいな、と思うのですが、僕らはどこまでも”客としての目線“でしか見れない。それが僕ららしさなのかもしれません」と今井氏。

また、5月にはサンドイッチブランド「オモテサンド」を立ち上げる。アーティストのZEN-LA-ROCK氏と鎮座DOPENESS氏に「オモテサンド」のテーマ曲の作成を依頼し、「ブルー・ザ・スリー」にてテイクアウトで販売する予定。これからも広い視点で「面白いこと」にチャレンジしていく今添笑店に注目したい。

写真後列左端が今井 洋氏、前列右端が添田慎也氏。後列左から2番目のコックコートの男性が料理長の冨田新吾氏、前列左から2番目が店長の國又拓樹氏。スタッフの皆さんと

（取材＝大関　まなみ）

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