「福岡の天然鮮魚」「佐賀なかむら牛」「日田焼そば」も名物
「小皿鉄板」は、一品ごとに食材だけでなく味つけも変えて仕上げ、「一人一皿ずつ」のスタイルで提供。例えば、「明太子だし巻き生海苔クリーム」(440円)は、鉄板で焼き上げただし巻きを器に盛り、生海苔クリームのソースと明太子をあしらって一皿を完成させる。また、「黒毛和牛とネギすき焼き」(1078円)は、鉄板で焼いた黒毛和牛と長ネギを器に盛り付けてすき焼のタレで味付けし、卵黄をトッピング。残ったタレで「ちょいご飯」を味わえるようにもしている。
このように小皿感覚で多彩な鉄板焼メニューを楽しめるのが同店の「小皿鉄板」で、他に「博多の定番 しそ豚巻き串」(385円)、「和牛ホルモンと黒豆もやし」(638円)、「和牛チーズハンバーグ」(748円)、「濃密卵のチャーシューエッグ」(748円)などを用意する。「小皿鉄板」の各メニューはすべて器を変えて提供。しかも、特別に焼いてもらった有田焼を使っており、高級な器ならではの洗練された見た目も「小皿鉄板」の価値を効果的に高めている。
また、志穂さんが福岡出身ということもあり、「博多おでんと自然薯 よかよか堂」に続いて「博多小皿鉄板 べっぴんしゃん」も「博多」をテーマにして商品を開発。「小皿鉄板」以外のメニューでも、「博多の炊き餃子」(528円)、「博多一口唐揚げ」(330円)、「イカ明太ポテサラ海苔付き」(748円)など「博多」を印象づける商品を組み込み、さらに魚・肉・麺で福岡や九州ゆかりの看板商品を開発している。
まず魚の看板商品は、福岡県柳連合市場から直送する天然鮮魚。「新鮮な魚ならではのゴリゴリの食感を堪能してもらえる」(山本氏)という天然のヒラマサを、自家製の胡麻タレや青唐辛子とともに味わってもらう。肉については、手間と時間をかけた肥育方法に山本氏が感銘を受けたという「佐賀なかむら牛」のステーキを看板商品にした。生産者の名前を冠した希少な高級ブランド牛で、このステーキは原価をかけたお値打ち価格で提供する。そして、麺は大分県日田市のご当地グルメ「日田焼そば」を、同店独自の焼き方、オリジナルソースで再現。「カリッ、モチッの麺が絶品!」という自慢の焼そばだ。山本夫妻は博多、京都、金沢などを中心に毎週のように全国各地に足を運んでおり、数多くの飲食店視察で得たヒントも商品開発にフルに生かしている。
店舗データ
店名 | 博多小皿鉄板 べっぴんしゃん |
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住所 | 東京都新宿区新宿1-31-16 ヤノビル 1F |
アクセス | 新宿御苑前駅2番出口から徒歩3分 |
電話 | 03-6457-7887 |
営業時間 | 平日17:00~23:00、土日15:00~23:00 |
定休日 | 月・火 |
坪数客数 | 20坪42席 |
客単価 | 7000~8000円 |
運営会社 | 株式会社やる気カンパニー |
オープン日 | 2023年3月3日 |
関連リンク | 博多小皿鉄板 べっぴんしゃん(Instagram) |
関連リンク | やる気カンパニー(HP) |
関連ページ | 博多おでんと自然薯 よかよか堂(記事) |