「ほぼ上野 オスシマチ」がオープン。スパイスワークスによる“カタカナスシ”が御徒町に！　同エリアに強いフードクルーズファクトリーが運営

リニューアル後、早くも売上は好調。今後もカタカナスシ業態を中心に店舗展開を広げていく

当初、業態変更の影響で「108食堂」から客層が一変すると予想していた澤邉氏と山崎氏であったが、オープン後には「客層が広がった」という印象を抱いた。「ターゲットとしていたのが若い女性客だったのですが、蓋を開けてみれば30～40代の男性客、寿司好きの年配客、海外からの旅行客、それらに加え、業態変更前の常連さんなどが入り混じり、実に幅広くなりました。客数も増えて、売上も好調に推移していますね」と、山崎氏。早速、業態変更の成果は出始めているようだ。「今回、初めてプロデュースを受けたことで、自分たちの強みを再認識できたことが大きな収穫でした。私たちは今までの店舗運営の経験から、調理、接客というオペレーション面はとても得意です。けれども、新店立ち上げ、商品開発についてはまだまだ力不足。その部分をスパイスワークスさんに手伝ってもらったおかげで、今までにないスピード感で店づくりができました。この経験は、この先の展開の中でも大きな財産になっていくと思います」。今後は「オスシマチ」同様のカタカナスシ業態も増やしつつ、年間3店舗ほどの出店を目標に、展開を広げていく方針だ。

マネージャーの山崎栄士郎氏。兼ねてからスパイスワークスの店舗には注目をしていて「今回、澤邊から話を聞いたときは二つ返事で『やりましょう』と答えていました」と語る

（取材＝高橋 健太）

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