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学芸大学に「韓国スタンド@(アットマーク)」が開業。ビブグルマン獲得の「韓国食堂 入ル」など韓国料理業態を展開するSOME GET TOWN初の立ち飲み業態

11月4日、学芸大学に「韓国スタンド@」がオープンした。運営は「朴三淳をセカイへ そして、参鶏湯を世界へ」をスローガンに、関西や都内で韓国料理業態を展開するSOME GET TOWN(大阪府大阪市)。「朴三淳」とは代表の山崎 一氏の母の名前で、かつて韓国で料理人として腕を振るっていた人物だ。山崎氏は、その母が大阪で営んでいた店を継承するかたちで創業。参鶏湯をはじめとした本場仕込みの韓国料理を武器に、新しい韓国料理の楽しみ方を提案する業態を展開している。今回は「立ち飲み」という新スタイルに挑戦。魅力的な業態づくりに加え、“人ありき”の出店を進める同社の強さにも迫りたい。


韓国料理人の母の味を多彩な「食べ方」で世に送り出し、関西・東京でヒット

近年、ハイレベルな飲食マーケットとして知名度が急上昇する学芸大学。駅から徒歩4分ほど、住宅街へと差し掛かる路地裏にオープンしたのが「韓国スタンド@」だ。

大阪、京都、東京で計9店舗(「韓国スタンド@」含む)の韓国料理業態を展開するSOME GET TOWN。その料理のベースとなるのは、代表の山崎 一氏の母である朴 三淳氏だ。韓国人である朴氏は女性で初めて韓国の国家調理技能試験に合格。韓国料理店「新羅会館」のオープンにあたり来日し、日本で出会った山崎氏の父と結婚。その後、大阪・鶴橋で「韓味一(かんみいち)」という韓国料理店を営んでいた。息子である山崎氏はスポーツ関連の商社に就職したのち、「韓味一」を継承し飲食店経営をスタートした。

山崎氏は母の味や価値観を守りながらも、多彩な「食べ方」を提案。コースがメインだった「韓味一」に対し、参鶏湯を名物にアラカルトで使い勝手を上げた「韓国食堂 入ル(イル)」は、ビブグルマンを獲得。その参鶏湯を定食スタイルで提供する「参鶏湯 人ル(ニル)」も出店し、多くの予約枠が埋まる繁盛ぶりを見せている。

物件は既存店「韓国食堂 入ル」がある恵比寿からそう離れていない、中目黒、三軒茶屋、学芸大学を中心に探した。「店の前に電柱はあるし変な場所ですが、かえってそれがいいなと。大阪でも三等立地と言われる場所で繁盛させてきた実績があるので不安はありませんでした」と山崎氏

店舗データ

店名 韓国スタンド@(アットマーク)
住所 東京都目黒区鷹番3-12-3 真田ビル 1F

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アクセス 学芸大学駅から徒歩4分
電話 03-6451-2809
営業時間 【月〜金】17:00〜24:00【土日祝】16:00〜23:00
定休日 不定休
坪数客数 11坪約30人
客単価 3000~3500円
運営会社 株式会社SOME GET TOWN
オープン日 2022年11月4日
関連リンク 韓国スタンド@(Instagram)
関連リンク 入ル(HP)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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