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西荻窪に「#18(OHAKO)」がオープン。ショーケースに並ぶイタリアン前菜や自家製チェッロが名物の立ち飲みバル

11月15日、西荻窪に「#18(OHAKO)」が開業した。オーナーの安達克哉氏は、「TOKYO MEAT酒場」や「TOSCANA」を運営するイタリアンイノベーションクッチーナ(東京都渋谷区、代表取締役:四家公明氏)で18年間勤務。今回の出店は、兼ねてから目指していた独立開業の一店舗目だ。店舗は、ショーケースに並べられたイタリアン前菜が目を引く立ち飲みバル。ターゲットとしている30~40代に気軽な利用を促すべく、カジュアルな店舗づくりでアプローチ。飲み客の多い西荻窪の住民が普段使いできる店舗として根付くことを目指している。


調理師専門学校卒業後、ホテルの厨房へ。その後、18年間イタリアンで修業を積む

西荻窪駅南口から荻窪方面へ高架沿いに進むと、様々な飲食店が軒を連ねるエリアに足を踏み入れる。細路地へ曲がれば、昭和風情の飲み屋の看板が煌々と光る雑居ビルと出合い、1階のガラス張りの扉から、立ち飲みバル「#18(オハコ)」の柔らかな光が漏れ出している。店内に入って目に映るのは、カウンターのショーケースに並ぶ見目麗しい前菜の数々。「スペインの立ち飲みバルみたいな、サクっと来て、サクっと飲める店のイメージを作りたくて」と、オーナーの安達克哉氏は語る。

安達氏は、新潟県長岡市出身。高校生の頃、自宅の近所にある蕎麦店でアルバイトを始めた。「料理を作ることでお金を稼ぐことができる。お客さまも喜んでくれる。シンプルに、それってすごいことだと思いました」。高校卒業後は、さらに調理の技術を身に着けるため、専門学校へ入学。その後、上京し、ホテルに併設されたイタリアンレストランで厨房業務に勤しんだ。「なんとなく、イタリアンってかっこいいな、と思ったのがきっかけです(笑)。東京に出れば、何かあるはず! と思って」。だが半年後、ホテルの経営体制が変わったことによりレストランも業態を変更。それをきっかけに安達氏は退職し、その後の半年間は、職に就くこともなく、日々を過ごしていた。「当時20歳で、成人式の年だったんです。出てみたら、友人たちは結構ちゃんと仕事をしている。このままじゃヤバい。何か仕事をしなくちゃ! と、動き出しました」。いくつか応募をした中で、イタリアンイノベーションクッチーナが運営する「Uottoria TOSCANA 代々木店」に受かった安達氏。「実は、アルバイトで応募したのですが、面接の際に代表の四家公明さんから『社員になりなさい』と言われて、入社したんです」。その後、「Uottoria TOSCANA 代々木店」で働いたのち、「パスタ専門店 とすかーな 武蔵小山総本店」に配属。勤務した3年の間に店長も務めた。「現在は社長になった青木秀一さんが、当時、私の上司として常に面倒をみてくれました。たくさんの学びをいただいたし、なにより居心地が良かった。そのおかげで続けていくことができましたね」。青木氏からチームマネジメントの能力を見出された安達氏は、新店舗の立ち上げや既存店舗の立て直しなどを経験しながら、様々な店舗を渡り歩きつつ、同社で18年間、勤務を続けた。

西荻窪駅から徒歩1分の、近隣に数多の飲食店が立ち並ぶエリアに立地。ガラス張りのスライドドアから店内の賑わいも覗き見える

店舗データ

店名 #18(OHAKO)
住所 東京都杉並区西荻南3-15-9

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アクセス JR中央線西荻窪駅南口より徒歩1分
電話 080-1386-9220
営業時間 【火〜土】17:00~23:30、【日】15:00~22:30
定休日 月曜日
坪数客数 約9.5坪 スタンド20名
客単価 2500円
オープン日 2022年11月15日
関連リンク #18(OHAKO)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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