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立川に「UDON玉屋」がオープン。人気焼鳥店「やきとりの玉屋」「玉屋KITCHEN」などを展開するちゃんばらの5店舗目。研究に研究を重ねた絶品うどんで、新たな客層を掴む

7月22日、立川に「UDON玉屋」がオープンした。運営は「やきとりの玉屋」をはじめ立川、吉祥寺に焼鳥店を展開するちゃんばら(東京都立川市、代表取締役 尾作亮太氏)。店を構えるのは、5月末に惜しまれつつも閉店した讃岐うどんの店「香川一福 立川店」の跡地。独自に研究を重ね、さまざまな素材の旨みを抽出した絶品の出汁と、しなやかでほどよいコシのうどんを考案。「ひやかけ」や「かまたま」といったシンプルなものからアレンジうどんまで、幅広いラインナップを揃え、女性の一人客や家族連れも気軽に立ち寄れる店を目指す。


予想もしていなかったうどん店の開業。やるからには、と1からうどん作りを学んだ

「UDON玉屋」があるのは、立川駅南口から西国立駅方面へのびる立川南口すずらん通り商店街を抜けた「やすらぎ通り」沿い。代表の尾作氏は、2010年に立川駅北口で「やきとりの玉屋」をオープンし創業。「玉屋KITCHEN」、「玉屋 吉祥寺店」、「Tamaya craftbeer」を開業し、今回は5店舗目。これまで焼鳥店を展開してきた同社だが、5月までこの地で営業していた「香川一福 立川店」のオーナーから引き継ぎ手を探していると頼まれたのをきっかけに、新業態への挑戦が始まった。

「実は、初めはお断りしたんです。ただ、僕はこれまで焼鳥屋しかやったことがない。今後の展望を考えたときに、別の“武器”が欲しいという思いがありました。また、父が乾麺の蕎麦の仕事をしていたので、子どもの頃から麺類はなじみ深い存在です。独立前はそば屋チェーンのFC事業に携わっていたこともあって、いずれは蕎麦屋をやるんじゃないかな…とは思っていましたが、うどん屋をやることになりました」と尾作氏は笑顔を見せる。

FC店舗として「香川一福」の味やシステムをそのまま引き継ぐことも可能だったが、「そうすると、うどんのことを勉強しないまま店をやることになる。やるからには名前も変えて、1からスタートしようと決めました。といっても、『香川一福』のスタッフさんにそのまま働いてもらっているので、まったくゼロからのスタートというわけではないんですよ」。

オープンまでの準備期間中には、うどん学校で製麺や出汁の基本について学び、とある麺機メーカーの社長からもうどん作りの手ほどきを受けた。また、スタッフとともに約1週間に渡り香川に滞在し、地元のうどん店約30軒を食べ歩いたほか、現地の製粉所やブルワリーなどを回り視察。さらに、自身の“うどん経験値”を上げるべく、東京をはじめ各地のうどん店も食べ歩き、何度も試作をしてはこれだと思う味を追求していった。

ガラス越しに見える店内は明るく、清潔感があり、初めてでも入りやすい雰囲気

店舗データ

店名 UDON玉屋(たまや)
住所 東京都立川市錦町2-3-34 1F

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アクセス JR立川駅南口から徒歩5分
電話 042-517-7696
営業時間 11:00~17:00
定休日 水曜
坪数客数 18坪24席
客単価 1000円
運営会社 株式会社ちゃんばら
オープン日 2022年7月22日
関連リンク 玉屋 吉祥寺店(記事)
関連リンク ちゃんばら(HP)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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