予想もしていなかったうどん店の開業。やるからには、と1からうどん作りを学んだ
「UDON玉屋」があるのは、立川駅南口から西国立駅方面へのびる立川南口すずらん通り商店街を抜けた「やすらぎ通り」沿い。代表の尾作氏は、2010年に立川駅北口で「やきとりの玉屋」をオープンし創業。「玉屋KITCHEN」、「玉屋 吉祥寺店」、「Tamaya craftbeer」を開業し、今回は5店舗目。これまで焼鳥店を展開してきた同社だが、5月までこの地で営業していた「香川一福 立川店」のオーナーから引き継ぎ手を探していると頼まれたのをきっかけに、新業態への挑戦が始まった。
「実は、初めはお断りしたんです。ただ、僕はこれまで焼鳥屋しかやったことがない。今後の展望を考えたときに、別の“武器”が欲しいという思いがありました。また、父が乾麺の蕎麦の仕事をしていたので、子どもの頃から麺類はなじみ深い存在です。独立前はそば屋チェーンのFC事業に携わっていたこともあって、いずれは蕎麦屋をやるんじゃないかな…とは思っていましたが、うどん屋をやることになりました」と尾作氏は笑顔を見せる。
FC店舗として「香川一福」の味やシステムをそのまま引き継ぐことも可能だったが、「そうすると、うどんのことを勉強しないまま店をやることになる。やるからには名前も変えて、1からスタートしようと決めました。といっても、『香川一福』のスタッフさんにそのまま働いてもらっているので、まったくゼロからのスタートというわけではないんですよ」。
オープンまでの準備期間中には、うどん学校で製麺や出汁の基本について学び、とある麺機メーカーの社長からもうどん作りの手ほどきを受けた。また、スタッフとともに約1週間に渡り香川に滞在し、地元のうどん店約30軒を食べ歩いたほか、現地の製粉所やブルワリーなどを回り視察。さらに、自身の“うどん経験値”を上げるべく、東京をはじめ各地のうどん店も食べ歩き、何度も試作をしてはこれだと思う味を追求していった。
店舗データ
店名 | UDON玉屋(たまや) |
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住所 | 東京都立川市錦町2-3-34 1F |
アクセス | JR立川駅南口から徒歩5分 |
電話 | 042-517-7696 |
営業時間 | 11:00~17:00 |
定休日 | 水曜 |
坪数客数 | 18坪24席 |
客単価 | 1000円 |
運営会社 | 株式会社ちゃんばら |
オープン日 | 2022年7月22日 |
関連リンク | 玉屋 吉祥寺店(記事) |
関連リンク | ちゃんばら(HP) |