上板橋に地域密着のカフェダイナー「ジェネラルパーラー」がオープン。居酒屋などを手掛けてきた飲食歴25年のベテランオーナーが、これまでの経験を活かした新業態に挑戦

土日の爆発力で想定集客は順調。夜営業を強化していくことで、収益を伸ばす

「ジェネラルパーラー」は、毎週火曜日~日曜まで11時から22時まで店舗をオープンしており、坪数は店内13坪、テラス席５坪の合計約18坪の店舗だ。また席数は店内20席、テラスで12席に加えて、テイクアウトの利用者も多く、土日・祝日の売上が好調のようだ。

「曜日や時間帯にもよって異なりますが、ランチの客単価は1000円~1200円がアベレージですね。ランチ後のティータイムの利用で客単価は1500円程度。天候にも左右されますが、近くに公園やドッグランなどもあるので、テイクアウトでの収益やワンちゃん連れのお客様の利用も多いのも特徴かもしれません。」とコメント。また「上板橋のエリアは、焼鳥をはじめとした大衆居酒屋が多いんですよね。当店は、まだ夜の売上が弱く客単価は一人3000円前後です。この売上を今後どう伸ばして行くかがカギだと思っています」と商店街という立地ならではの難しさも語ってくれた。

また内装に関しては、物件を探していた時にたまたまイメージにあった物件が見つかったとのこと。そして吉野氏のなかで、自分が表現したいお店のイメージが膨らみ出店を決めたそうだ。

「海外のローカルレストランをイメージしたかったんですよね。もともと『居酒屋キャリフォルニア』の時もそうですが、西海岸をモチーフにしたものが好きでした。自分の好きな雰囲気を突き詰めて、形にして言ったらこのような内装になったんです」と物件選びや内装のこだわりを語ってくれた。

奥行きのある店内は、約20席。家具等は、現在は閉店した『居酒屋キャルフォルニア』時代の物や中古家具を使用している。家具の購入コストを抑えつつ、吉野氏の好きな西海岸風の雰囲気を演出した店内となった。

店舗データ