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「祐天寺Bob」が開業。「おじんじょ」「高丸電氣」に続く5way kitchenの3店舗目、「温故知新」をテーマに“居酒屋”の原点に立ち返り、ローカル立地で地元に根付く店づくりを実践


おなじみの手法「名物は3つ」に、コロナ禍によるはしご酒文化の希薄化で〆に土鍋ごはんを用意

つまみの名物は「鶏刺身」「若鶏焼」「Bobの焼玉子」の3つ。「名物を3つ用意する、この手法は外せない」と高丸氏。さらに鶏と卵、どちらも多くの人に好まれる食材を使用した名物で間口を広くする狙いだ。「鶏刺身」は、取材時は「薩摩極み鶏【大摩桜】」(968円)を用意。「若鶏焼」は、「おじんじょ」の名物「神明鶏の肉汁焼き」のレシピを応用し、「塩むね」(770円)、「たれもも」(858円)、「内臓メリメロ」(748円)など4品だ。「Bobの焼玉子」は、「高丸電氣」の名物「焼玉子」から月替わりで2種類を置き、取材時は豚バラとキクラゲ入りの「黒酢オイスター」(748円)などをラインナップ。

加えて、〆に用意した土鍋で炊くごはんも自慢の品だ。新潟県村上市の農家、佐藤さんから直送の「銀シャリ」を使用し、少量のハチミツを加え、昆布とともに炊く。1合880円、1.5合1100円で、錦糸卵・椎茸佃煮・ほぐし鶏がトッピングとして付く「奄美のやつ」か、黄身醤油・海苔・自家漬明太子の「いつものやつ」の2種類が選べ、各種追加トッピング(110円~)も用意。「コロナ禍による時短営業によって、はしご酒をする人が減っていると実感しています。そこで、2軒目がいらない1軒完結型のメニュー構成を意識。〆としてお腹いっぱいになれる品として用意しました。今後、土鍋ごはんは地元の人がテイクアウトできるようにしてきたいですね」とも話す。その他、日替わりの大皿おばんざいや焼き物、揚げ物といった酒のつまみが多彩に揃う。

名物のひとつ、「若鶏焼」。写真は「塩もも」(858円)。柚子胡椒マスタード、レモン塩、わさび、自家製マヨネーズを添える

店舗データ

店名 祐天寺Bob
住所 東京都目黒区祐天寺2-12-21 香村ビル 2F

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アクセス 祐天寺駅から徒歩1分
電話 080-5212-9787
営業時間 【平日】17:00~24:00【土日祝】15:00~23:00
定休日 木曜 ※5月中
坪数客数 30坪32席
客単価 4500円
運営会社 株式会社5way kitchen
オープン日 2022年4月27日
関連リンク 高丸電氣(記事)
関連リンク 晩酌屋おじんじょ(記事)
関連リンク 祐天寺Bob(Instagram)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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