コロナ禍で神保町店を閉店。マーケットが元気で常連も多い中野で新店舗を計画
数多の酒場が軒を連ねる中野駅北口。夜な夜な飲兵衛が行き交う視認性の良い路面に「角打ち割烹 三才」がオープンした。運営は青二才(東京都杉並区、代表:小椋道太氏)。同社は2007年、阿佐ヶ谷に「青二才」をオープンし創業。「日本酒をもっとカジュアルに」をモットーに、日本酒をワイングラスに注ぎ、少量から楽しめるカジュアルなスタイルを打ち出し日本酒の裾野を広げた存在として知られている。阿佐ヶ谷の創業店は建物の老朽化のため閉店したものの、2013年には中野に「青二才」を、2016年には住所非公開の会員制「阿佐ヶ谷 青二才」を、2015年には神保町テラススクエア内に「神保町 青二才」をオープン。コロナ禍では地域の飲食店を巻き込んだ独自のフードデリバリー事業を企画しながら、2020年9月、中野の既存店のすぐ近くに「青二才はなれ」も出店。さらに2021年9月には沖縄に移住するスタッフのために沖縄・那覇に「沖縄 青二才」も開業した。
こうして複数の店舗を展開する中、コロナの影響により「青二才はなれ」「阿佐ヶ谷 青二才」はしばらく休業していたが、現在は週末のみの縮小営業中。中野「青二才」は通常営業をしているが、根強いファンに支えられコロナ禍で過去最高月商を叩き出すこともあるほどだ。一方でビジネス街ゆえコロナの影響が大きかった「神保町 青二才」は閉店することになった。「神保町店の人材リソースの受け皿として中野で物件を探しました。神保町はビジネス街だったので集客は大きく落ち込んだ一方、中野は住んでいる人、働いている人、外から来る人がバランスいるのでコロナの影響は少なかった。何より中野は僕らのホームタウンで多くの常連さんがいる。やはり、ここで商売をやるのがいいと考えました」と小椋氏。
店舗データ
店名 | 角打ち割烹 三才 |
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住所 | 東京都中野区中野5-60-2 ライオンズプラザ 110 |
アクセス | 中野駅から徒歩2分 |
電話 | 03-5942-8789 |
営業時間 | 17:00~24:00(LO23:00) |
定休日 | 水曜 |
坪数客数 | 14.5坪(全体)、割烹6席・角打ち18席 |
客単価 | 割烹12000円、角打ち5000円弱 |
運営会社 | 株式会社青二才 |
オープン日 | 2021年11月1日 |
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