負債を抱えるも立て直し、構想を温めていた中華料理の業態へ着手
「2週間で準備しなければならなかったので、居抜きのピザ窯を活かしたイタリアンバルに。僕はそれまで三軒茶屋には縁がありませんでしたが、飲み歩きする人が多いエリアだとすぐにわかったので、安く気軽に飲めるコンセプトに決め、一皿のポーションは少なめにワンコインで提供できるメニュー構成にしたんです」と川口氏。
開業2年目には軌道に乗り法人化。翌4時まで営業時間を延ばすなど需要に合わせた経営を行ない、2018年には「アジアンビストロDai 藤ヶ丘店」も譲り受けた。しかしこちらはうまくいかず閉店、大きな負債を抱えた。川口氏は「財務状況を何とか立て直そうとRIKI-Aを朝8時までの営業に延長したんです。すると3か月目から『RIKI-Aなら朝まで飲める』と飲食店勤務の方たちが仕事終わりに来店するようになり、朝方が満席になるほどになりました」。
収支が落ち着いてきたことから2店舗目に着手。以前より構想を温めていた餃子主体の店づくりを始めた。川口氏は「飲める店が多い大崎や五反田、渋谷も考慮しましたが、RIKI-Aで得た認知度を活かそうと三軒茶屋に落ち着きました」と話す。
店舗データ
店名 | 餃子バルちから(ぎょうざばるちから) |
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住所 | 東京都世田谷区太子堂3-14-4 エスペランサ三軒茶屋1F |
アクセス | 三軒茶屋駅から徒歩6分 |
電話 | 03-5787-5568 |
営業時間 | 月~木18:00~25:00(LO24:00)、金~土18:00~翌5:00(LO翌5:00)日曜13:00~24:00(LO23:00) |
定休日 | 不定休 |
坪数客数 | 約12.5坪、20席 |
客単価 | 2700円前後 |
運営会社 | 株式会社 spiceMix |
オープン日 | 2021年10月18日 |
関連リンク | 餃子バルちから(Instagram) |