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中野に「片山鳥肉店」がオープン。新宿歌舞伎町から戦略的移転、5階建て一棟のビルをまるごと使い、フロアごとに別業態を展開する32歳経営者のアイデアが冴えまくる!

10月25日、中野に「片山鳥肉店」が開業した。運営のJaprise(東京都新宿区、代表取締役:片山拓弥氏)は、もともとイベントスペースの運営事業を行っていたが、2019年に新宿歌舞伎町で同名の焼鳥店を開業。業績は好調に推移するも、事業の見直しを理由に2021年4月に戦略的撤退。今回の出店は業態やオペレーション面などをブラッシュアップして、リスタートを切ったかたちだ。物件は一棟貸しの5階建てビル。鶏焼肉&飲み放題、高級路線の焼鳥、バーベキュー&カラオケなど、フロアごとに単価やターゲットの異なる業態を展開し、幅広い客層の流入を狙う。


イベントスペースの運営を経て、祖母の店舗を冠した焼鳥店を新宿にオープン

JR中野駅南口のレンガ坂商店街を抜けた路地を曲がれば、「片山鳥肉店」の看板が見えてくる。手作りの温かみを醸し出す入口の扉や立ててある看板について、「友人知人に協力してもらって、DIYしました」と、オーナーの片山拓弥氏が胸を張る。

片山氏が飲食業界で独立を考え始めたのは、22歳、大学生の頃。新宿歌舞伎町で飲食関係の仕事をしていた頃だ。「はじめは稼ぎたい!というモチベーションだったのですが、続けていくうちにたくさんの常連さんと仲良くなって。人との出会いや親交を深めることに喜びを感じるようになりました」。いつしか自身のファンも増え、「支えてくれている人たちに還元できる場を作りたい!」と、考えるようになった片山氏は、弟の直貴氏や友人と手を組み会社を設立。歌舞伎町のサパーの空き時間を間借りして、イベントスペースの運営を始めた。この頃、片山氏は23歳。当時、直貴氏が居酒屋で料理人をしていたこともあり、先々は居酒屋を開業することを心に決めていた。

2018年ごろ、片山氏は居酒屋の開業に向けて本格的に動き出した。「祖母が千葉県旭市で長年『片山鳥肉店』という焼鳥店を営んでいるんです。会いに行ったとき、ふと『あたしも何年続けられるかねえ』と言われて、なんだか寂しくなってしまって」。祖母の店舗の名を後世に残すため、同じ屋号の焼鳥店を開くことを決意。祖母のレシピをもとに、直貴氏が秘伝のタレを研究。串打ちに関しては懇意にしている新宿の焼鳥店「道しるべ」に師事し、技術を高めながら開業準備を進めた。さらに、クラウドファンディングを実施し、資金調達と開業前からファンの形成を進めつつ、馴染みある歌舞伎町で物件を探索。2019年8月、西武新宿駅のすぐ近くに独立第一店舗となる「片山鳥肉店」をオープンした。

「入口ドアのDIYが一番苦労しました」と、片山氏。ビル一棟を利用した、インパクトの強いファサードに仕上がっている

店舗データ

店名 片山鳥肉店
住所 東京都中野区中野3-34-16飯田ビル1-5F

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アクセス 中野駅南口より徒歩2分
電話 080-7825-3834
営業時間 17:00~24:00
定休日 無休
坪数客数 坪数55坪 1階8席、2階18席、3階30席、4階14席(予定)、5階20席 
客単価 1~3階 4000円~5000円、4階 6000~7000円
運営会社 Japrise株式会社
オープン日 2021年10月25日
関連リンク 片山鳥肉店(Twitter)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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