渋谷に海鮮居酒屋「渋谷 きときと」がオープン。数多くの店舗でマネジメントの手腕を発揮してきた31歳の経営者が、緻密なマーケティングとSNS戦略を駆使してスタートダッシュを切る

厳選した日本酒や焼酎に加え、酒粕焼酎でつくるオリジナルサワーも看板に据える

飲み物は、ビール、サワー、ハイボール、焼酎、日本酒、ワインと幅広いお客の要望に応えられるようなラインナップが品書きに並ぶ。なかでも日本酒（900円～）は全国津々浦々の銘酒を常時10種類の取り揃え。今後は、高嶋氏が中心となって富山県産の酒を増やしていく予定だ。一方、焼酎は坂野氏がセレクト。「塾柿」（800円）、「佐藤」（900円）といった芋や「兼八」（900円）といった麦はもちろん、酒粕焼酎「吟香露」も取り扱う。「『吟香露』はとてもおいしくて私たち3人ともすっかり気に入ってしまって」と、「自家製レモンサワー」や「シャインマスカットサワー」（690円）などのサワーの焼酎はこちらを使用。飲み心地を意識して木村硝子店の薄張グラスを使用しているのもこだわりだ。ワインは、インポーター・金井麻紀子氏が選ぶ「マキコレワイン」を仕入れ、ボトル（5500円～）で提供。テキーラを「飛道具」（ショット700円）と称し、笑いを誘うのも忘れない。

「富山産 氷見牛 ユッケ」を始めとして、卵黄をのせている料理が多いのもトレンドを意識。料理も飲み物も、SNSでの拡散を狙う

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