い志井グループが新宿三丁目「ホルモン横丁」内に完全予約制の焼肉店「い志井 三丁目の秘密」を開業。店内最奥の立地を逆手に取り「知る人ぞ知る秘密の店」としてブランディング、「非日常」「特別感」で話題を呼ぶ！

視認性の悪さを逆手に取り「特別感」が得られる店づくりに

「6月末に『三八』が閉店してから1週間ほどで開業準備を進めました」という勝又氏。居抜きでそれほど大きく変えてはいないが、縦長の横丁内の最奥という視認性の悪さをあえてウリにしようと「隠れ家」を意識した店づくりを実施。看板は出さず、入口の戸は中の様子が見えないように曇りガラスに作り変え、店の存在を知る人だけが入店できる「特別感」を演出した。

もともと「三八」はカウンターに数メートルにもわたる無煙のガス台を設置しており、ホルモン焼きをお客自ら焼くスタイルで提供していたが、それをスタッフが焼いて提供する方式に変更。コロナ禍を考慮し少人数で過ごせる完全予約制で、5名以上の場合は貸切としている。

FC店「豚や 三八」時代には写真右側にもドラム缶の焼き台を設置していたが、それを取り払いカウンター8席のみに変更。椅子は丸椅子から背もたれありの椅子に変え、長時間過ごしやすいようにしている

店舗データ