メニュー全体の原価調整により、キラーコンテンツのクオリティを上げ、顧客満足度をアップ
関川氏は、店舗のコンセプトを「知り合いがやっている焼肉屋」と語る。よそ行きで使うハイプライスな店舗が多いイメージを持たれがちな赤坂において、入店時に「よっ!」と気さくに声をかけながら立ち寄れる店を目指した。「お客さまの名前を覚えたり、お肉を焼いたりはもちろん、メニュー名に遊び心を加えたり、目で見て楽しめる一品料理を作ったり。スタッフとお客さまの間でトークが生まれ、距離の近くなるような接客に力を入れています」と、語る。すでに、このコンセプトは実を結びつつあり、「オープンから1ヶ月ほど経過した現時点で、1日の総来店数の15%~20%がリピーターのお客さまです。中には1週間のうち5回も来店してくれている方もいるんですよ」と、着々とファンを生み出している。
メニューは、「ぜっぴんカルビ」(748円)をはじめ、特製の泡立てた醤油でさっぱり食べる「泡ロース」(1188円)、「特上ロース」(1738円)といった和牛。そして、「炙り上レバー」(1320円)、「旨ホルモン」、「丸チョー」、「上ミノ」(638円)など、東京都中央卸売市場食肉市場から仕入れた新鮮なホルモンの、2枚看板。特に和牛は、敢えて原価を上げることで高品質・低単価を実現し、お客の満足度を高める狙いだ。また、タレのついた肉をごはんにつけて食べるための「バウンド専用ごはん」(418円)、生肉でガーリックライスを包み、お客の目の前で混ぜて焼くことで完成させる「石焼ガーリックライス」(1188円)といった遊び心あふれるごはんものも充実。さらに、「やみつきキムチ」(528円)、「旨ダレキャベツ」(429円)といった軽いつまみ、「しおサラダ」(638円)、「箸休め(みそキュー)」(418円)などの野菜、「自家製テールスープ」(858円)といった汁物と、メニューの幅は広い。今後も、日替わりメニューなどを増やしていく考えだ。
ドリンクは「ぼんずハイボール」と「ぼんずサワー」(各528円)といった、自店の名にちなんだポン酢入りの酒。ブルーキュラソー入りの「青いレモンサワー」(528円)。飲みきりサイズの「がぶ飲みスパークリング」(818円)などをイチ押しの品としている。さらに、「生ビール アサヒスーパードライ」(480円)や「山崎」、「白州」(748円)といったウイスキー、本格焼酎(芋・麦・米各638円)、カクテル(各638円)など、お客が好みに合わせて注文できるよう、幅広い酒用意。「ドンペリニョン」や「ベルエポック」(各28700円)などのハイプライスな酒も用意して、高単価が見込めるお客も取り込む準備も万端だ。
店舗データ
店名 | 焼肉ホルモン ぼんず |
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住所 | 東京都港区赤坂3-10-19 |
アクセス | 赤坂見附駅から徒歩3分 |
電話 | 03-6459-1580 |
営業時間 | 【月~金】16:00~24:00【土日祝】11:30~24:00 |
定休日 | 無休 |
坪数客数 | 13坪26席 |
客単価 | 5000~6000円 |
運営会社 | 株式会社BONDZ |
オープン日 | 2021年8月16日 |
関連リンク | 焼肉ホルモンぼんず(Instagram) |