亡き父の居酒屋を継ぎ、アパレルを展開する幼なじみとともに旭川から東京進出!
小さな町工場や問屋などが多く立ち並ぶ東京・蔵前は、昔からものづくりの街として栄えてきた。昭和の雰囲気が色濃く残るレトロな街並みの中でも、近年ではオシャレなカフェやショップがオープンするなど、新旧入り混じるエリアになってきている。その一角に3月、ネオン看板がひときわ目立つ「居酒屋 旭一&KEBOZ」がオープンした。1階は門前伸之介氏の「居酒屋 旭一」、2階は川村健一氏のアパレル店「KEBOZ」が営業する一戸建ての複合店。門前氏、川村氏はともに北海道・旭川出身の28歳同級生コンビだ。2人が18歳の頃、「将来一緒に店をやろう」と練っていた構想を、10年後の現在叶えた形だ。
1階の「居酒屋 旭一」は北海道の食材や名物料理を中心にした居酒屋だ。もとは門前氏の父が地元・旭川で35年にわたり営業していた居酒屋だったが、その父が5年前に突然他界したことで、当時、札幌のアパレルショップで働いていた門前氏が跡を継いだ。幼少時から店の手伝いはしてきたものの、いざ店主となると難しさに戸惑うことも多かったという。それでも5年の間に居酒屋だけでなくカフェも運営。共同経営を誓った川村氏との起業では、飲食を軸にしようとノウハウを身に付けて行った。
2階の「KEBOZ」を手掛ける川村氏は大学卒業を機に上京。SNSマーケティングを中心とした広告代理店に勤務するかたわら、服作りをスタート。「着たい服を作る」をコンセプトに、大好きな野球や影響を受けた音楽、映画などをテーマにオリジナルデザインに取り組んできた。4年後、自身のあだ名であるkenbo(けんぼう)を複数形にした「KEBOZ」を立ち上げた。ポップアップの出店やネット販売などを通し、着実にファンを獲得。次第に実店舗の可能性を考え始めたという。
店舗データ
店名 | 居酒屋 旭一&KEBOZ(いざかや きょくいち&けぼず) |
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住所 | 東京都台東区蔵前2-4-3 |
アクセス | 都営浅草線蔵前駅 A3出口から徒歩1分 |
電話 | 03-5846-9395 |
営業時間 | 旭一 17:00~24:00(LO23:30)、KEBOZ 13:00~20:00 ※旭一は緊急事態宣言中につき現在休業中(東京都の情勢に合わせ再開予定) |
定休日 | 木曜 |
坪数客数 | 居酒屋 旭一:21坪38席 (現在は31席前後に縮小中) |
客単価 | 居酒屋 旭一:3500円 |
運営会社 | 株式会社JAM |
オープン日 | 2021年3月13日 |
関連リンク | 居酒屋 旭一(Instagram) |
関連リンク | KEBOZ(Instagram) |