リニューアルで客層が20代にも広がる。まずは同業態の10店舗展開を目指す
リニューアルから1か月ほどだが集客状況は好調。以前は単価6000円だったが「大衆酒場ネオトーキョー」は4000円の設定となったことも手伝い、客数は大幅に増加。週末は1日3回転するという。狙い通り20代の来店が増え、特に女性客が目立つ。客席のほとんどが女性で埋まるという以前はない光景もしばし発生するようになり、彼女達がSNSで発信することでさらなる口コミが生まれている。
この業態は展開を視野に入れている。「以前の『LUZ』はシェフありきの店で、シェフがいないと成立しない料理も多かった。『大衆酒場ネオトーキョー』は展開を見据え、ある程度、仕込みで完成させられる品中心に組み立てています」と岩崎氏。まずは10店舗程度まで広げたい考えで、次の出店候補として狙うは中目黒だ。アパレルや音楽、ストリートのカルチャーをバックグラウンドにした岩崎氏の自由な発想を織り交ぜながらもトレンド感ある店づくりは、今後“東京ネオ酒場の決定版”と言える存在になりそうだ。
(取材=大関 まなみ)
店舗データ
店名 | 大衆酒場ネオトーキョー |
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住所 | 東京都世田谷区太子堂3-15-5 バナナビル 1F |
アクセス | 三軒茶屋駅から徒歩6分 |
電話 | 03-5432-9150 |
営業時間 | 18:00~翌2:00(LO翌1:00) |
定休日 | 月曜 |
坪数客数 | 11坪21席+テラス4席 |
客単価 | 4000円 |
運営会社 | 株式会社SLICK |
オープン日 | 2021年7月6日 |
関連リンク | 大衆酒場ネオトーキョー(Instagram) |