東急東横線学芸大学駅より徒歩1分の場所に「CASA BIANCA CAFE(カーサ ビアンカ カフェ)」が10月16日オープンした。同店を経営するのは、イタリアンレストラン「IL PINOLO(イルピノーロ)」ブランドを7店鋪、「Oli(オリ)」2店鋪、アメリカンレストラン「CHELSEA MARKET(チェルシーマーケット)」、「Pizzeria347」など首都圏及び関西圏を中心にダイニング、ピッツエリア、バールなど計18店鋪を展開するユニマットダイニング(東京都港区、代表取締役:紫関修氏)。同社は、不動産やリゾートなど他事業を展開するユニマットグループに所属しており、同店は不動産グループが所有する物件を活かしての出店となる。 「元はオフィスビルでしたので、インフラを一から整備しました。B1~3階建ての一棟ビルを、どのように活かすかが最大の課題でしたので、ハード面には力を入れましたね」と話すのは、レストラン事業本部部長の酒井宏氏。B1階はDJブースなどを設けたパーティーフロア、1階はカフェ利用に適したカジュアルダイニング、2階は食事利用をメインとしたダイニング、そして3階は暖炉を設えたバーラウンジスペースで構成し、それぞれの利用目的に合った空間をフロアごとに創り上げた。このことで、ランチにカフェに女子会にと、何度でも通える利用シーンを提案している。 メインターゲットである30~40代の女性を意識し、フードのキーとして掲げるのが“オーガニック&ヘルシー”である。このテーマを下に、11時~23時の通し営業でブランチ、カフェ、ディナーと利用の幅を広げた。「メニューの看板には試行錯誤を重ねたパンケーキと、野菜がたっぷりと摂れるサラダスタイルのフラットブレッドピザを用意しました」と酒井氏。女性客に訴求する「レモンとリコッタチーズのパンケーキ」(1200円)は、オーブンでじっくりと焼き上げるふんわりとした食感が特徴。また、5種類を用意する「フラットブレッドピザ」(1200~2800円)は、オーガニック小麦を使った生地で軽い食感を表現した。 ブランチでは、パスタ、ピザ、パンケーキなど単品メニューのほか、サイドディッシュ、ドリンク、パンケーキかフレンチトーストを選べる「Aセット」(1600円)と、同セットにプラスして、サーモンとアボカドのタルタルかパンツェッタとサルシッチャのグリルが選べる「Bセット」(2000円)を用意。また、カフェタイムに提供するドリンクは、オーガニックのコーヒーやティー、コーラ、ジュースなどを揃える。ディナータイムの料理はイタリアンベースで、無農薬野菜を用いたサラダやパスタ、魚・肉のメイン料理などをラインアップ。ドリンクにはオーガニックワイン(ボトル3500円~)を中心に、カクテルなども豊富に用意している。「夜は前菜2品とメイン、パスタまで召し上がる方が多く、客単価はだいたい3500~4000円で推移しています。しっかりと食べてワインを楽しむ方々が多いですね。ターゲットに考えていた30~40代の女性のお客様には『この界隈にはない気の利いたお店』として認知されてきています」(酒井氏) 同社の今後の展開目標は、来期までに4~5店鋪を新規出店すること。前述の通り、今後の出店もグループで所有する不動産を飲食店として稼働させる予定だ。「物件ありきですので、その地域のお客様に喜んでもらえることを考え、業態を開発していきます。ですので現在は、次期出店のための新業態を考案しているところです」と酒井氏は話した。
店舗データ
店名 | CASA BIANCA CAFE(カーサ ビアンカ カフェ) |
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住所 | 東京都目黒区鷹番3-6-7 カーサビアンカビルB1〜3F |
アクセス | 東急東横線学芸大学駅より徒歩1分 |
電話 | 03-5794-3423 |
営業時間 | 11:00〜23:00 |
定休日 | 無休 |
坪数客数 | 100坪 109席 |
客単価 | ランチ1200円、ディナー3500〜4000円 |
運営会社 | 株式会社ユニマットダイニング |
関連リンク | CASA BIANCA CAFE |