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インタビュー

コロナ禍でも国内外に積極出店!坪月商45万円のヒットFCブランド「大衆ホルモン 肉力屋」の強さとは?ディーアール代表・谷脇 宗氏インタビュー

「客単価3,000円でお腹いっぱい飲み食べできる大衆焼肉業態」をコンセプトにした「大衆ホルモン 肉力屋」。コロナ禍が始まった2020年以降も海外含め積極出店を進め、直近6月にオープンした「大衆ホルモン 肉力屋 川崎チッタ店」で計9店舗となり、飲食業界に逆風が吹く中でも勢いに乗っている稀有なブランドだ。運営は、「大衆ホルモン 肉力屋」を中心に「ラーメン道楽」、焼肉ホルモンの「まるみち」、そば居酒屋の「そば道」、イタリアンバル「バルミチェ」といった多彩な業態を国内外で展開するディーアール。「肉力屋」の業態力の秘密や今後のFC展開について、代表・谷脇 宗氏にインタビューした。


ディーアール代表・谷脇 宗氏

父のラーメン店から飲食店経営の道へ。展開を見据え、FC可能な業態を

―6月、「大衆ホルモン 肉力屋 川崎チッタ店」がオープンしました。出店の経緯は?

「肉力屋」ブランドでは9店舗目、川崎ではすでに「京急川崎店」を運営しており、同エリア2店舗目になります。「京急川崎店」の好調につき2年ほど前から物件は探していました。商業施設である川崎チッタで、施設のレトロな通りの雰囲気に合うテナントを、という点に「肉力屋」の大衆酒場のイメージが合い、出店が決まったんです。

「大衆ホルモン 肉力屋 川崎チッタ店」。昔ながらの大衆酒場の風情を再現した外観が、川崎チッタのレトロな街並みに自然と馴染んでいる

「大衆ホルモン 肉力屋 川崎チッタ店)」の店内

―そもそも、谷脇社長が飲食業に入ることになったきっかけは?

父が鮫洲で豚骨ラーメンの店「ラーメン道楽」を経営していたことです。子どもの頃から店の手伝いをしていましたが、22歳の時に正式に入社。3店舗目の店長を任されたことで経営者を志すようになりました。

ただ、私は「ラーメン屋のオヤジ」では終わりたくなかった。やるならばビジネスとして大きく展開したい。そこで、まずはラーメン店への食品卸会社としてディーアールを設立しました。のちのちFCで展開することを見据え、物流網を整備しようという狙いです。

その後、ビジネスの広がりやリスクヘッジを考え、ラーメン業態のみではなく串焼きやホルモン、そば、バルなど様々な業態を展開しました。

谷脇氏の父が創業した「ラーメン道楽 鮫洲店」。今も地域に愛される店として営業中だ

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