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新宿に「ビストロ リタ」がオープン。「酒場つむぎ堂」「めしやヒロキ俱楽部」20代に人気の居酒屋をドミナント展開するLINK STYLE初のビストロ業態

2月27日、新宿に「ビストロ リタ」がオープンした。新宿の「酒場つむぎ堂」や「めしやヒロキ倶楽部」など20代に人気の居酒屋を展開するLINE STYLE(東京都新宿区)の新店舗だ。今回目指したのは、「ワンランク上の大衆ビストロ」。激戦区新宿で強い店づくりを行い、着実にシェアを得る同社の戦略に注目だ。


「新宿は出せるだけ出したい」とドミナント展開。開業費用は計5000万円

「ビストロ リタ」がオープンしたのは飲食店がひしめく西新宿七丁目エリア。その一角にある飲食店が多く入るビルの地下一階、以前はジリオンの「大衆ビストロジル」があった場所だ。同店が移転するため退去し、空いたところをLINK STYLEが取得した。

「新宿エリアには出せるだけ出したい」と話すのは、同社代表の馬淵和也氏。同社は既にこのエリアで「酒場つむぎ堂」と「めしやヒロキ倶楽部」を展開している。「新宿はマーケットが大きいのでオープン直後から集客力を発揮できる魅力的なエリア。その分、競合も数多いですが、意外と“いい店”は少ないのでお客様の期待値は高くない。きちんといい料理といいサービスを提供すれば、差別化してシェアを取りやすいんです」。馬淵氏はかねてより同ビルに目を付けており、以前、2階が空いた際も申込を入れたものの取得には至らなかったという。今回は念願叶っての出店だ。

LINK STYLE は2017年、川越に「個室居酒屋 鶏の吉助」をオープンし創業。2022年3月、新宿にオープンした「酒場つむぎ堂」が20代の若い層を中心に大ヒットしたことで業界内にもその名を広く知らしめた。これまで20代に人気の居酒屋業態を展開してきた同社だが、「大衆ビストロジル」の流れを汲み、ビストロ業態に初挑戦する。

物件は造作付きで取得したものの、店内は厨房設備のみ残してスケルトンに。「今の若者に刺さる」世界観をイチから造りこんだ。グレーを基調としたシックな空間に、ステンドグラスをあしらった仕切りや大理石風のカウンターテーブルなどは馬淵氏が好きだというエッセンス。好立地ゆえ家賃は安くないため30坪に全70席を詰め込んだが、カウンターからベンチシートのテーブル席、扉で仕切られた個室など多彩な席配置で多彩なニーズに対応。造作譲渡や物件取得、内装費で合計5000万円をかけたという。

地下1階にて営業するが、階段前に置かれたバス停風の看板が目印だ

照明を落としたムーディな雰囲気。客層は20代と30代が中心

店舗データ

店名 ビストロ リタ 新宿店
住所 東京都新宿区西新宿7-15-7 東光ビル B1F

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アクセス JR新宿駅西口から徒歩3分
電話 03-5358-9570
営業時間 17:00~23:00、土日祝16:00~23:00
定休日 無休
坪数客数 30坪70席
客単価 4500~5000円
運営会社 株式会社LINK STYLE
オープン日 2025年2月27日
関連リンク 酒場ひまり堂(記事)
関連リンク めしやヒロキ倶楽部(記事)
関連リンク 酒場つむぎ堂(記事)
関連ページ ビストロ リタ(Instagram)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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