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学芸大学に「有縁(うえん)」がオープン。フェアグランドやWAT出身店主による、小料理と純米酒のカウンター9席の酒場


「米の力が活きるどっしりした味わい」の純米酒を中心に日本酒は28品

「流行りの華やかな香りのする酒もいいですが、私が好きなのはどっしり骨太な味わいの純米酒。米の旨味や力が活きる、日常の食事に寄り添う酒を揃えています」と蝶野氏が話すように、日本酒は純米酒を中心に28品(半合550~850円)をラインナップ。冷酒(燗も可能)のカテゴリが17品、常~燗のカテゴリが11品。9席という規模に対して豊富な品数だが、「小さい店なので冷蔵庫のキャパは限られますが、酒質が強く常温保存でも比較的劣化しにくい純米酒が中心で、かつ、燗にするものも多いので種類豊富に揃えられています。また、美味しい熟成度合いで飲んでほしいので、銘柄によってはあえて開栓してから日経ったものを提供することもあります」と話す。それ以外は「キリンラガー小瓶」(650円)、焼酎や果実酒(各種700円)など数種類を置く。

料理は日本酒に合わせた小料理が揃う。メニュー構成で大事にしたのが「大人がほどよい量感」、これはフェアグランドでの教えだという。「最初にオーダーされることが多い刺身やポテトサラダなどは気持ち多めに。後半につまみたくなる干し柿チーズなどは、ポーションを抑えるなど工夫をしています」。奇をてらったものよりは、定番の料理を家庭では食べられない仕立てで提供することも意識するところだ。「本鮪 黄身醤油刺」(1800円)、「ポテトサラダ コンビーフ」(750円)、「鮭クリームコロッケ」(二個950円)や「羊焼売 大 成吉思汗仕立て」(二個950円)、「鴨焼き 岩手 黒七味」(1450円)など。「お食事おまかせ」(5500円)も可能だ。

「鮭クリームコロッケ」。鮭のほぐし身とクリームを詰め、サクッと揚げたコロッケ。ソースはかけずにそのままで

「羊焼売 大 成吉思汗仕立て」。蝶野氏が北海道出身であることから、ジンギスカンの味わいをイメージした焼売。ラム肉の野趣あふれる風味を打ち出した焼売。ジンギスカン定番の「ベル」のたれを少しかけて楽しむのもオススメ

店舗データ

店名 有縁(うえん)
住所 東京都目黒区碑文谷6-6-6GAKUDAI COLLECTIV C-2

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アクセス 学芸大学駅から徒歩5分
電話 080-4451-6432
営業時間 16:00〜22:00【土日祝】14:00〜22:00
定休日 月、第2・4火
坪数客数 5坪9席
客単価 7000~8000円
オープン日 2024年11月30日
関連リンク 有縁(Instagram)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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