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中目黒に「BONDI CAFE Nakameguro(ボンダイカフェ ナカメグロ)」が開業。シドニーのボンダイビーチを再現した人気カフェの最新店舗は、目黒川沿い絶好のロケーション


2009年「BONDI CAFE」オープン。芸能人御用達のカフェとして人気に

2000年代、「バワリーキッチン」をはじめとしたカフェブームが起こる中、渋谷の「cafe marble」(現在は閉店)の立ち上げに参画。その後の2007年、井谷氏が同店を買い取りオーナーとなった。店を軌道に乗せ、2店舗目を視野に入れ物件を探していたところ、見つけたのが広尾の物件だ。当初は「cafe marble」の2号店をやるつもりで契約したものの、ボンダイビーチの思い出がよぎった。「その当時ですでに37歳。いつかやりたいと思っていましたが、いつかっていつだろう、と考えてしまって」。急遽、業態を変更。こうして2009年、広尾でオープンしたのが「BONDI CAFE」だ。路地裏の立地ゆえ2年ほどは集客に苦戦したが、お客には芸能人も多く、そこから火が付いていった。

続いて2011年、代々木公園のすぐ近くに「BONDI CAFE YOYOGI BEACH PARK」(現在は閉店)をオープンすると、これが大ヒット。メディア取材が相次いだほか、ファッション誌の撮影場所にも使われ、一気に「BONDI CAFE」の名前が知れ渡り、同時に広尾の売上も上がっていった。その後は2014年、富ヶ谷に「BONDI COFFEE SANDWICHES」をオープン。パンの自家製をスタートし、そのパンを使ったサンドイッチ、そして井谷氏がカリフォルニアで出合ったサードウェーブの影響を受けた浅煎りのスペシャルティコーヒーを打ち出したセカンドラインの業態だ。

2015年には行政からのオファーがあり宮崎で「BONDI CAFE 青島ビーチパーク」を、2016年には赤坂Bizタワー内にFC店舗で「SALTY SUNNY BONDI CAFE」も出店し、それぞれ数年間運営した。2019年、池尻大橋に「Little Bondi」を出店するも、コロナ禍もあり2022年に撤退。「うまくいった店舗もあれば撤退した店舗もあった。基本的な業態の内容は大きく変わらないので、やはりどこに出すのかが大切だと実感した。物件の立地の選定はより慎重に行っていこうと改めて思いました」と井谷氏。

シドニーのボンダイビーチの雰囲気を表現した空間。子連れや犬連れ、カップルから一人客まで、思い思いに過ごせる空間だ

店舗データ

店名 BONDI CAFE Nakameguro(ボンダイカフェ ナカメグロ)
住所 東京都目黒区中目黒1-9-19 中目黒Mテラス 1F

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アクセス 中目黒駅から徒歩5分
電話 03-6303-2338
営業時間 8:00~22:00(LO料理21:00、ドリンク21:20)
定休日 不定休
坪数客数 56坪65席(5坪10席のテラス含む)
客単価 朝~昼2000円前後、夜4000~7000円
運営会社 BONDICAFE INC.
オープン日 2024年9月2日
関連リンク BONDI CAFE Nakameguro(Instagram)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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