御徒町に「三角」がオープン。「アタル」はじめ北千住でドミナント展開するトーヤーマンが新エリアに進出。蒸しつくねやおばんざい、わっぱ飯がウリの居酒屋で勝負！

「アタル」をベースに宴会需要を見越しコースも組みやすいメニュー構成を意識

「御徒町で初めての出店なので、僕らの代表的店舗である『アタル』をベースにメニューを構成しました。ただ、『アタル』は酒のつまみをアラカルトで頼むスタイルで、〆メニューがない。ここは北千住と違い、ワーカーも多く宴会需要もある立地だと思うので、つまみから最後の〆まで、コースを組みやすい構成にアレンジしました」と當山氏。

名物の一つは「蒸しつくね」（一人前968円）。「オクラ黒胡麻チーズ」「枝豆と塩レモン」など一口サイズを５種類、盛り合わせた「アタル」でも人気の品だ。もう一つの名物は、季節の野菜を使ったその時々のおばんざい。「アタル」では単品で用意するが、今回は「おばんざい 全種 六種盛り」（1760円）で提供。豆皿に少量ずつ盛り、６種類を楽しめるのが嬉しい。その他、刺身や酒肴、焼き物、揚げ物、煮ものなどバランスよく取り揃えるが、〆に用意する「わっぱ飯」にも注目だ。わっぱにあらかじめ炊いたごはんと具材を詰め、数分蒸したもので、「鮭イクラのわっぱ飯」（1650円）と「和牛とトウモロコシのわっぱ飯」（1628円）の2種類を用意。「コースを組みやすいよう、〆メニューも魅力あるものを置きたかった。土鍋ごはんもいいなと思いましたが、炊きあがりに20～30分かかり、コンロが3口しかない中では難しい。『渋谷ニッカ』でわっぱ飯を出しているのを見て、これならオペレーションに負担なく提供できると思い、先輩であるオーナーの池上さんに教えてもらいました」と當山氏。

ドリンクも「アタル」をベースに用意。生ビール「サッポロ黒ラベル」（715円）に、レモンサワーは「生レモン酎」（605円）はじめ５品のバリエーションを用意。ハイボールやお茶割り、サワー、焼酎や日本酒など幅広く用意する。

名物の「蒸しつくね」。様々な具材でアレンジしたタネを蒸しあげたもの

「おばんざい 全種 六種盛り」。内容はその時々で、写真は「フルーツトマトお浸し～生海苔山椒～」「焼き台湾パインの白和え～珈琲仕立て～」など

〆にオススメの「鮭イクラのわっぱ飯」

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