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阿佐ヶ谷に「克ッ 阿佐ヶ谷」がオープン。焼鳥と刺身がウリの王道居酒屋、居抜きの低投資開業で「間違いない」店づくりに原点回帰

6月6日、阿佐ヶ谷に「克ッ 阿佐ヶ谷」がオープンした。運営は、下北沢「克ッ 下北沢」と渋谷「道玄坂バル 克ッ」、恵比寿の「恵比寿サウナー」などを展開する151-A-RC(東京都渋谷区、代表:高橋 賢氏)。今回は焼鳥と刺身をウリにした“王道な”居酒屋だ。これまで様々な業態を手掛けてきた同社だが、今回の店づくりでは原点回帰を意識。得意の焼鳥を名物に据えること、居抜き物件にて低投資で開業することは、同社が2005年からの創業期に行っていたことだ。奇をてらわず「間違いない」店づくりで、着実な成長を狙う。


創業店のあった吉祥寺近辺の中央線で再度出店

阿佐ヶ谷駅の南口方面、JR中央線に沿って飲み屋街が伸びるエリアの一角にオープンした「克ッ 阿佐ヶ谷」。運営の151-A-RCは、下北沢や渋谷で展開する「克ッ」ブランドをはじめ、最近ではサウナと居酒屋を複合させた「恵比寿サウナー」など様々な業態を手掛けてきた。2005年の創業から19年。代表の高橋氏は「色々やってきましたが、一度、原点に立ち返り、僕らが得意な焼鳥と、居抜き物件での低投資開業をやってみようと思いました」と話す。

「吉祥寺近辺の中央線は狙っていた」と高橋氏。というのも、同社の創業店は吉祥寺の「Charcoal Cuisine克ッ」。長らく運営してきたものの、以前と比べて売上が低迷し、物件の更新時期とタイミングが重なったため2020年1月に閉店。いずれまた近辺で店をやれれば、という思いを抱いていたところ、阿佐ヶ谷の同物件が見つかる。駅から近い飲み屋街にあり、視認性の良い角地。家賃などの条件もよかったことから契約したという。

同社は焼鳥にはじまり、炉端やスペインバルや日本ワイン、シンガポール料理と様々な業態を手掛けてきたが、今回は原点回帰。焼鳥と刺身をウリにした“王道な”居酒屋を目指した。「いろいろやりましたが、創業店からやっていた焼鳥はやっぱり間違いないアイテム。そこに、やはり間違いない刺身もウリに加えました。将来的にスタッフに譲ることも視野に入れていますが、王道の居酒屋であれば時代やトレンドに左右されず失敗しにくい。また、譲渡するのであれば早期に投資回収がしたい。これまでお金をかけた店づくりをしたこともありましたが、今回は創業時のように居抜き物件で投資を抑えて開業をしています」と高橋氏。

阿佐ヶ谷駅から徒歩3分ほど。角地にあり視認性良好

元ラーメン店の居抜きで、写真の厨房をぐるりと囲むオープンカウンターのゾーンと、奥のテーブル席を並べたゾーンの2つに分かれる。1人飲みやカップルはカウンターで、テーブルでは団体客の対応も可能だ

店舗データ

店名 克ッ(カツ) 阿佐ヶ谷
住所 東京都杉並区阿佐ヶ谷南2-20-10 伊鍋ビル 1F

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アクセス 阿佐ヶ谷駅から徒歩3分
電話 03-5913-8023
営業時間 16:00~23:00(LO料理22:00、ドリンク22:30)
定休日 月曜
坪数客数 13坪24席
客単価 4000~5000円
運営会社 151-A-RC株式会社
オープン日 2024年6月6日
関連リンク 恵比寿サウナー(記事)
関連リンク 克ッ 阿佐ヶ谷(Instagram)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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