「三ツ境でイタリアンならここ!」という店を目指す。食を通じた社会貢献も目標
「まずはこの店を地域に根付かせ、三ツ境でイタリアンならここ!と思われる店にしたい」と小塚氏は意気込む。「ローカルエリアではお客とのコミュニケーションは必須」と考え、料理の合間にも積極的にお客と会話するよう意識。早速、オープンから2週間ほどだが、ディナーだけでも6組ほどリピートがあったという。
店づくりでは先輩経営者となる髙瀬氏に相談しながら店づくりを実施。メニュー構成や価格設定、オペレーションなどの実務面でも多くのアドバイスを受けたが、髙瀬氏からはそれ以上にマインド面でも大きな影響を受けたという。「今回、髙瀬からは店舗運営に関するアドバイスをたくさんもらいましたが、加えて、髙瀬はペイフォワードの精神を持ち、他者に無償で何かを先に差し上げていて、恩を受けたらその人に恩返しするだけでなく、その恩を何倍にもして、より多くの人に届けるということを行ってきている姿に影響を受けました。まずは店を軌道に乗せることが第一ですが、将来的には料理を通じて地域や社会に貢献できる活動がしたいなと思っています。コロナ禍で飲食業界はピンチになりましたが、給付金の存在も大きく、自分は大手企業に在籍していたので守られていた面が強かった。その時に受けた恩も、今回の出店で髙瀬から受けた恩も、より大きくして沢山の人に返したい。社会に役立てるような料理人になれたら、と思います」と話す。
(取材=大関 まなみ)
店舗データ
店名 | Italiana Pinocchio(イタリアーナ ピノッキオ) |
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住所 | 神奈川県横浜市瀬谷区三ツ境5-1 ミユキ第一ビル 1F |
アクセス | 三ツ境駅から徒歩2分 |
電話 | 045-442-7277 |
営業時間 | 11:00~14:30(LO14:00)、17:00~23:00(LO料理22:00、ドリンク22:30) |
定休日 | 月曜 |
坪数客数 | 15坪27席 |
客単価 | ランチ1200円、ディナー4000~5000円 |
オープン日 | 2024年7月7日 |
関連リンク | Italiana Pinocchio(Instagram) |