店名の「pino」=「松」の要素をさりげなく散りばめて
土地柄、料理は奇をてらうことなくベーシックなイタリアンの品々を揃えた。「メニュー名を見て、何が出てくるか想像ができるもの」を意識。ランチは1200円のセットで、6種類から選べるパスタにサラダ、パン、ドリンク付きだ。
ディナーには、「4種野菜のピクルス」(418円)、「新鮮野菜のバーニャカウダー」(1078円)、「横浜中央市場からのカルパッチョ」(1078円)、「粗挽きソーセージのソテー」(850円)などの冷菜、温菜から、「シラスと生海苔、浅蜊のペペロンチーノ」(1518円)、「クラシックカルボナーラ」(1518円)などのパスタ、「若鶏もも肉のソテー」(1628円)といったメイン料理、デザートまで揃える。厨房は広くない中で約30品の品数を揃えており、これは経験の長い小塚氏だからこそなせる技だ。
ドリンクは、ワインが豊富に揃い、グラス580円~、ボトルは2980円、3980円、4980円の価格設定。初心者にも飲みやすい、わかりやすい味わいを意識しセレクトした。それ以外にも「カールスバーグ生ビール」(638円)や「ジムビームハイボール」(638円)といった定番ドリンクの他、「自家製レモンチェロサワー」(748円)、「自家製フレッシュサングリア」(784円)など自家製のものも意識して取り入れた。ソフトドリンクにも「自家製ジンジャーエール」(528円)や、ハンドドリップのコーヒーやカフェラテも各種揃える。
店名の「Pinocchio」は童話のピノキオが嘘をつくと鼻が伸びることから、「嘘をつかない真面目な仕事をしたい」と名付けており、小塚氏の実直な職人気質の表れだ。さらに、「pino」は、イタリア語で松の意。店ロゴは松の切り株をモチーフにしていたり、芋焼酎を松葉茶で割った「松葉ハイ」(748円)や、きのこと、ピノッキオの鼻に見立てたソーセージ、バジルと松の実のジェノバを合わせた「木こりのジェノバ風アヒージョ」(1078円)であったりと、店づくりのいたるところにさりげなく「松」の要素を散りばめている。
店舗データ
店名 | Italiana Pinocchio(イタリアーナ ピノッキオ) |
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住所 | 神奈川県横浜市瀬谷区三ツ境5-1 ミユキ第一ビル 1F |
アクセス | 三ツ境駅から徒歩2分 |
電話 | 045-442-7277 |
営業時間 | 11:00~14:30(LO14:00)、17:00~23:00(LO料理22:00、ドリンク22:30) |
定休日 | 月曜 |
坪数客数 | 15坪27席 |
客単価 | ランチ1200円、ディナー4000~5000円 |
オープン日 | 2024年7月7日 |
関連リンク | Italiana Pinocchio(Instagram) |