小箱ゆえにアイテムを絞って専門特化。多彩な鴨料理を提供する居酒屋に
「5.5坪と小箱なのであれこれ手を出すよりも何かに絞った方がいい」と、単一アイテムに特化した専門店をやろうと検討。「『地下酒場 亜時戸』が海鮮なのでそれ以外。本当はメキシカンがやりたかったけど、僕がやりたいメキシカンとこの物件の雰囲気はちょっと乖離がある。高架下で呑兵衛の多いエリアなので居酒屋色を強くしたかった。あれこれ考えている時、知人に京都のブランド鴨の仕入れ先を紹介してもらい、これだ!と思いました」と話す。
こうしてオープンした「鴨上戸」は、京都から仕入れるブランド合鴨「京鴨」の様々な部位を、多彩な調理法で提供する居酒屋だ。人気は「京鴨すき焼き」(一人前1580円、二人前から)や、40分ほどかけてじっくり焼き上げる「京鴨胸炭火焼」(100g1580円~)。その他、鴨を使った料理として「鴨胸肉のユッケ」(1280円)や、低温調理したレバー、ハツ、砂肝を盛り合わせた「鴨刺し」(880円)など酒に合う鴨料理が並ぶ。「鴨ねぎま」(380円)、「鴨ぼんじり」(230円)、「鴨レバー」(280円)など6品を用意する串も、手軽に鴨の様々な部位を楽しめると評判。〆には「鴨出汁ラーメン」(980円)など。「鴨は初めて触りましたが、秋山が鶏肉の捌き方や火入れに詳しいので、鶏の扱い方を応用しながら試行錯誤しました。あとはYouTubeで鴨の捌き方を紹介している動画も参考にしました」と木村氏。
ドリンクは幅広く居酒屋定番を中心に揃える。生ビールは「サッポロ黒ラベル」(580円)、お茶割りやサワー、ハイボール、焼酎など1杯480~980円。鴨に合わせたワインも取りそろえ、グラス630円~、ボトル4000円~で用意する。
店舗データ
店名 | 鴨上戸(かもじょうと) |
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住所 | 東京都杉並区高円寺南3-69-1 |
アクセス | 高円寺駅から徒歩1分 |
営業時間 | 17:00~23:00(LO料理22:00、ドリンク22:30) |
定休日 | 木曜 |
坪数客数 | 5.5坪14席 |
客単価 | 5000~6000円 |
オープン日 | 2024年3月1日 |
関連リンク | 鴨上戸(Instagram) |