麻布台ヒルズに“１万円居酒屋”の「居酒屋うちやま」が開業。MUGEN代表の内山氏が自ら現場に立つ！そしてもう一つの大きなニュース、マルハンにグループインした理由とは？

１万円の高級店で居酒屋の活気を楽しめる。実はそれが新しい！

「居酒屋うちやま」は、内山氏の他に島田朋昭氏（店長／35歳）と岡野雄至氏（料理長／50歳）が調理を担当。二人とも和食の経歴が長い腕利きの料理人だ。オープンキッチンの入口に近い場所に立ち、主に刺身を担当しながら来店客を迎え入れる接客も行う内山氏を、頼もしい二人が支える形でクオリティーの高い料理を提供している。

客席は19席のカウンターがメインで、他に会食や子供連れの家族客に対応できる７席と４席の個室を用意。25坪・30席と空間にゆとりを持たせ、広々としたカウンターテーブルなどでも高級居酒屋のラグジュアリー感を出しながら、内山氏が全体を見渡しやすい客席構成にした。それでいてカウンター席は、隣同士になったお客が仲良くなるような“ギュッと詰まった感”もある。営業中は通路から店内が見えるオープンな空間にし、「BGMは流さず、お客様の会話と僕たちの活気がBGMになる」（内山氏）のはまさに居酒屋の空気感だ。

「高級店は静かに食事をする場所」というイメージが昔から何となくあるが、それはあくまでも古い常識。「１万円の店でも美味しい料理と一緒に居酒屋の活気を楽しみたい」というお客はきっと多い。久しぶりに現場に立って「本当に楽しい！」という内山氏とスタッフたちが、そんなニーズに応える活気や楽しさを生み出している“１万円居酒屋”が「居酒屋うちやま」だ。内山氏は最低でも１年間は、基本的に（外せない用事がある時以外は）、定休日（水曜日）以外の週６日、現場に立つことにしている。

極薄に削ったカツオ節をたっぷりかける釜焼きの「厚揚げ」

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