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「高円寺 動悸(ときめき)」が開業!“食べると勝手にととのう居酒屋”をコンセプトに掲げる「大手町 梯子」のスピンオフ業態。「串あん」「オスシマチ」などを展開するフードクルーズファクトリーが運営


FC業態で活躍したスタッフが、次なるステップに挑戦できる場に

既に「動悸(ときめき)」業態での店舗展開を視野に入れており、物件も探し始めているという澤邉氏。これまで、フードクルーズファクトリーでは、若者をターゲットにした業態を中心に数々のFC加盟店の運営を行ってきた。現在、社員の半数以上が元アルバイトスタッフであり、年齢を重ねた社員達がキャリアステップできる環境を整える必要に迫られているのだという。

「フランチャイズは、初めて飲食業に携わる人にとっては素敵な入口であり、素晴らしいシステムだと思います。一方で、仕組みがしっかり構築されていればいるほど、加盟側は依存体質になりやすい。加盟する側にも社員を鍛える環境や仕組みが必要です。また、当然ながら、年齢を重ねたスタッフが20代の頃と同じように現場で働き続けるのは難しくなってきます。そんなスタッフ達にとって、調理技術や店舗マネジメント能力を向上させ、セカンドキャリアを形成できる場所にできればと思っているんです」と澤邉氏が言うと、森氏も「これは外食産業がこれまで取り組んでこなかった社会課題。新しい切り口になれば」と言葉を添える。

そのためにも、旗艦店となる「高円寺 動悸(ときめき)」が“魅力的な店”として認知されることは重要であり、メニュー内容はもちろん、スタッフ一人ひとりのアップデートが欠かせないと澤邉氏。10月からは完全栄養食をコンセプトにした夜定食の提供をスタートしている他、近隣の他業種とのコラボレーションにも積極的に取り組んでおり、期間限定で高円寺のヴィーガンカフェ「レクトサンドカフェ」、西荻窪の日本茶専門店「Satén(サテン)」とのコラボメニューを販売した。狙い通り、幅広い客層から支持を集めているという。

写真左から、M&CO.の代表・森智範氏、フードクルーズファクトリーの代表・澤邉真一氏、「高円寺 動悸(ときめき)」の店長・佐藤稔季氏、同料理長・福田佑樹氏

(取材=河西みのり)

店舗データ

店名 高円寺 動悸(ときめき)
住所 東京都杉並区高円寺北2-21-1リリーヘル高円寺スクエアB1F

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アクセス 高円寺駅から徒歩3分
電話 03-5327-8911
営業時間 平日15:00~24:00、土日祝13:00~24:00(フード23:00、ドリンク23:30L.O.)
定休日
坪数客数 約27坪44席
客単価 5000~6000円
運営会社 株式会社フードクルーズファクトリー
オープン日 2023年8月13日
関連リンク 高円寺 動悸(ときめき)(Instagram)
関連リンク フードクルーズファクトリー(HP)
関連リンク ほぼ上野オスシマチ(記事)
関連ページ 梯子(記事)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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