「八王子 貝介」がオープン。焼鳥のけむりグループ最新店舗、三茶に続く貝専門酒場2店舗目。おでんや焼魚の新コンテンツを投入して大衆酒場色を打ち出す

今後は既存店「けむり」がある街でドミナント展開

今回の出店の狙いについて、小松氏はこう話す。「当社は『けむり』を主力に、様々な業態で18店舗（FC店、「八王子 貝介」含む）を展開しています。今後は、新しいエリアの開拓よりも既存の『けむり』がある街に違う業態を出店し、ドミナント展開で経営を効率化していこうと方針を固めていたところでした。そんな折に八王子の『けむり』から徒歩20秒ほどの場所にこの物件を見つけ、契約しました」。

スケルトン状態になっていた元ラーメン店の物件は、三軒茶屋のヒットを受けて「貝介」業態にすることが決定。三軒茶屋の「貝介」は単価8000円、高級すし店のような粋な雰囲気で貝をつまむというコンセプトだったが、八王子のマーケットを鑑みて、5500円に単価を下げ、よりカジュアルに利用できる店づくりにブラッシュアップした。

調理の様子が間近に見えるカウンターを配置。カウンターの端は4名がけのテーブル席やボックス席になっている

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