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西麻布に「江戸料理 一石三鳥」がオープン。「Makuake」を活用し創業から3年で8店舗展開の急成長、飲食業界の異端児・米田拓史氏の最新店舗は「江戸時代にタイムスリップ」!?

7月11日、西麻布に「江戸料理 一石三鳥」がオープンした。運営は、ウエディング業界出身の米田拓史氏率いるHumanQreateだ。同グループは「Makuake」を活用したハイブリッド型会員制飲食店のビジネスモデルで、創業からわずか3年で焼鳥や焼肉、すしなど高級業態を7店舗展開する。8店舗目となる今回は「もし江戸時代にタイムスリップしたら?」をテーマに考えた「江戸料理」を提供。徹底した“話題づくり”で驚異的な集客力を見せる同社の戦略、そして「飲食業界の常識は非常識」のポリシーのもと突き進む、飲食業界きっての異端児・米田氏の想いに注目だ。


家賃の高さをカバーするために考案した、「江戸時代にタイムスリップ」という強烈コンセプト

西麻布交差点からすぐの裏路地にオープンした「江戸料理 一石三鳥」。運営はHumanQreate(東京都港区)。代表の米田拓史氏は新卒でウエディング業界へ。コロナ禍を機に退職し、2020年10月、新橋に「厳選焼鳥 一石三鳥」をオープンしたのが始まりだ。その後、同じく新橋に「厳選焼肉 一石三鳥」や、大阪・福島にも「和牛料理 一石三鳥」など、次々に出店。多くの店舗で、オープンに際して「Makuake」を通じて会員募集を行い、その会員をメインに非会員も集客する“ハイブリッド型会員制飲食店”のビジネスモデルで集客し、急成長を遂げている飲食グループだ。

今回のテーマは「江戸料理」。「縁あったこの物件ですが、西麻布の好立地とあり家賃も高額。これまで当社が展開してきた業態をそのままやるだけでは利益を出せそうになかった。何かインパクトある新しいことをしなくては、と3か月ほど悩み続けました。それで閃いたのが『江戸時代にタイムスリップしよう!』でした」と米田氏。

その荒唐無稽とも見える思いつきには、もちろん狙いがある。「大きく売上を上げるには、メディアが食いつき、SNSで口コミが爆発的に広まるような話題づくりが必須。そこで、江戸時代にタイムスリップしたという“お題”をつくり、そこから店のイメージを膨らませていきました。江戸を再現した店内で、当時食べられていたとされる『江戸料理』を提供する。まだこのコンセプトは他にないし、『江戸料理って何?』と、世の中をざわざわさせることができる!と考えました。このテーマなら海外の方にも訴求できることもメリットでした」。

メインフロア。2つの円形カウンターから成る。ライブ感たっぷりに目の前で調理を行う

座敷の個室も用意。西麻布の立地柄、お忍びの著名人のニーズも狙う

店舗データ

店名 江戸料理 一石三鳥
住所 東京都港区西麻布1-8-12 ARISTO西麻布 1F

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アクセス 六本木駅から徒歩7分、乃木坂駅から徒歩9分、広尾駅から徒歩12分
電話 03-6434-9495
営業時間 【火・水・木・土・日】17:00~23:00【金】17:30~3:00
定休日 月曜
坪数客数 25坪25席
客単価 1万5000円
運営会社 株式会社HumanQreate
オープン日 2023年7月11日
関連リンク 江戸料理 一石三鳥(Makuake)
関連リンク 一石三鳥(Instagram)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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