平井に「torai（トライ）」がオープン！昼はカフェ、夜は居酒屋としてどの時間帯にも美味い料理と酒を揃え、下町・平井を盛り上げるべく新たなカルチャー発信地を目指す

物件や地域にマッチした、オーダーメイドな店作りをしていきたい

江戸川区出身でありながら、平井に住むまで降りたことすらなかったという山田氏。「torai」を通して、平井の街を盛り上げたいと話す。「いままで『平井には飲む場所がない』と思っていた人をはじめ、20～30代の同世代の方たちにも気軽に足を運んでいただける店を目指しています。店名も、近くの亀戸や錦糸町など外の街からも“渡来”したくなるような店になりたいという願いを込めて、『torai』と名付けました。近所の銭湯やコーヒーショップとコラボレーションしたり、柔軟な発想で平井から新しいカルチャーを発信していけたら」。

一方で、店舗展開にも「ご縁があれば、ぜひ」と意欲的だ。「といっても、どのエリアで、どんな店をと具体的に考えているわけではありません。物件の広さや立地などの条件、その地域のニーズなどに合わせた店を作りたいですね」。

料理や接客の仕事をこよなく愛し「体が動く限りは、現役の料理人として働きたい」と朗らかに笑う山田氏と東氏はともに31歳。これからの飲食業界を牽引する存在として活躍が期待される。

写真左から、スタッフの宇佐美新氏、代表の山田泰地氏、店長の東賢人氏

（取材＝河西みのり）

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