20代や子連れを狙った低価格業態でアジアン入門編の位置づけ
BigBelly(東京都豊島区、代表取締役:大林芳彰氏)が、池袋駅から北西側の繁華街にあるビルの1階と地下1階部分でもともと「酒トうどん大福」として営業していた物件をリニューアル。1階を「東南アジア屋台 アガリコ食堂」として業態変更し、地下1階は最新の冷凍機材などを備えたセントラルキッチンに作り替えた。
そこから徒歩4分ほどの至近には、2011年にオープンした同社の創業店「オリエンタルビストロ アガリコ」がある。「オリエンタルビストロ アガリコ」が単価4000円、日本人に合わせたアジア料理を提供するビストロであるのに対し、「東南アジア屋台 アガリコ食堂」は、東南アジアのストリートフードを取り揃える食堂酒場に仕上げている。何よりは、1本80円から用意するアジアの串焼き“サテー”が名物。「サテーを専門にやっている店はまだ日本にほとんどない。元祖サテーの店として打ち出していけたら」と、代表の大林氏。そのほか、現地に忠実なアジアン料理を多数ラインナップ。ポーションを抑える代わりに一品ワンコイン以下の料理も多く揃え、少量多種が楽しめる設計で単価は2000円、20代30代の若い女性や子ども連れをメインターゲットに据えた。「同店は、いわばアジアンに馴染みのない若い人の入門編の店。その後、より本格的なアジアンを求めて『オリエンタルビストロ アガリコ』に流れてくれたら嬉しいですね」と大林氏は話す。
同店では複雑な調理工程や技術がいらないコックレスな業態に仕上げているのもポイントだ。仕込みの多くは地下のセントラルキッチンで行い、営業中はアルバイトでも回せるオペレーションを構築。同業態のFC展開を見据えている。
店舗データ
店名 | 東南アジア屋台 アガリコ食堂 |
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住所 | 東京都豊島区池袋2-42-1 |
アクセス | 池袋駅から徒歩3分 |
電話 | 03-5962-0873 |
営業時間 | 11:00~23:30(フードLO22:45、ドリンクLO23:00) |
定休日 | 無休 |
坪数客数 | 15坪40席 |
客単価 | 2000円 |
運営会社 | 株式会社BigBelly |
オープン日 | 2023年1月9日 |
関連リンク | 東南アジア屋台 アガリコ食堂(Instagram) |