現場の最前線に立ち続け、飲食業の楽しさを多くの若者に伝えたい
今後について伺うと、安達氏は「ずっと現場に立つつもりです」と、答えた。「会社勤めの頃、ある程度の経験を積むと現場を離れて管理職に就く段階が来るんです。で、どちらの方が楽しいと思えるか考えたとき、私にとっては現場だったんですね。自分の作ったモノで、誰かが喜んでくれる。それを間近で目の当たりにできることって、飲食業で働く楽しさだと思うんです」。また、後進の育成にも前向きに考えている。「昔から、飲食業界って、『厳しくて大変』と、ネガティブなイメージを持たれているような印象があって。そういうところを変えたい。だから今回、若い年代の人たちが足を踏み入れやすくなるような店づくりを意識しました。私たちが楽しく働いている姿を見て、飲食業をやりたいと思ってくれる人が増えてくれたら嬉しい。そこから、ウチの店で働きたいという人がいたら、なお嬉しい。髪の色が派手でもいい。ピアスを空けていてもいい。その人が自分の夢を叶えたいと思うなら、全力で応援していきたいと思っています」。穏やかな口調の中に、アツい想いを抱く安達氏。今後の展開も要チェックだ。
(取材=高橋 健太)
店舗データ
店名 | #18(OHAKO) |
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住所 | 東京都杉並区西荻南3-15-9 |
アクセス | JR中央線西荻窪駅南口より徒歩1分 |
電話 | 080-1386-9220 |
営業時間 | 【火〜土】17:00~23:30、【日】15:00~22:30 |
定休日 | 月曜日 |
坪数客数 | 約9.5坪 スタンド20名 |
客単価 | 2500円 |
オープン日 | 2022年11月15日 |
関連リンク | #18(OHAKO) |