池尻大橋の人気焼鳥店の3店舗目は、どの駅から遠い住宅街に出店
今や押しも押されもせぬ繁盛店としてその名をとどろかせる「焼鳥やおや」は、2019年、アサヒビールの営業マンから飲食業に転身した遊津拓人氏が創業。瞬く間に予約が取りにくい人気店となったことから、2020年11月には予約不可の立ち飲み「リバーサイドヤオヤ」も出店した。現在、月商は「焼鳥やおや」と「リバーサイドヤオヤ」合わせて1500万円ほどで推移する。「808labo」は、そんなYAOYAグループの3店舗目。既存2店舗はそれぞれ池尻大橋駅から徒歩5~8分ほどの場所だったが、今回は駒場東大前、神泉、池尻大橋の各駅から徒歩10分ほど、「松見坂」交差点近くの淡島通り沿いの路面だ。駅から離れ住宅が広がるエリアだが、地域密着の飲食店も散見される。
「これまで焼鳥店を2つ展開してきましたが、焼鳥は仕込みが串打ちに特化しているため、一品料理の開発に費やせる時間が少ない。次は旬の食材を意識して料理をできる店にしようと思っていた。同時に、今後の展開を見据えると会社全体で焼鳥も含めて総合的な料理人としてのスキルアップを図りたかった」と遊津氏は話す。
そうした思いに加え、料理人の志摩倖司氏の存在が今回のカギとなった。フレンチレストランにはじまり、イタリアンバル、スパニッシュ、アメリカンダイナーなど多岐にわたる飲食店で腕を磨き、店舗の立ち上げや商品開発の仕事もこなしてきた人物だ。「僕が独立前に働いていた居酒屋『ネクストバッターズサークル』でシェフを務めていたのが志摩さんで、料理人としての腕には信頼を寄せていました」。いつかおもしろいことをやろう、と話していた両者。そこで、志摩氏の手ほどきのもと料理の技術を高められる、“社員修業の場”としての店をやろうと動き出した。
店舗データ
店名 | 808labo(やおやラボ) |
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住所 | 東京都目黒区大橋2-8-18 |
アクセス | 駒場東大前駅、神泉駅、池尻大橋駅からそれぞれ徒歩10分 |
電話 | 03-6416-8084 |
営業時間 | 17:00~24:00 |
定休日 | 不定休 |
坪数客数 | 7.5坪最大15席 |
客単価 | 7000円 |
運営会社 | 株式会社YAOYA |
オープン日 | 2022年10月10日 |
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関連リンク | 808labo(Instagram) |