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十条に「炭とイタリアン SHUSHUDA(シュシュダ)」がオープン!炭焼きハンバーグとワインを看板に掲げ、“地域で一番楽しい店”を目指す

9月28日、十条に「炭とイタリアン SHUSHUDA(シュシュダ)」がオープン。オーナーの山岡宏樹氏は池袋「魚串炙縁」(foryoucompany、代表取締役:松本仁志氏)、「五感ビストロ酒場赤羽店」(SENCE、代表:石井康之氏、関口真一氏)を経て独立。元ステーキハウスだった物件を活かし、ハンバーグやステーキなど炭焼きをメインに、カジュアルながらもしっかり食事が楽しめる店として差別化を図る。


学生時代に出合った居酒屋が、人生を決めるターニングポイントに

「十条」と聞くと、駅の西側に伸びる「十条銀座商店街」を真っ先に思い浮かべる人は多いのではないだろうか。住みやすく、都心へのアクセスの良さや、独特の下町らしい雰囲気が人気のエリアだ。「炭とイタリアン SHUSHUDA(シュシュダ)」があるのは、その十条銀座商店街に隣接する「十条仲通り商店街」の中。駅から徒歩約7分とやや離れているが「独立前も駅から離れた店舗で働いていたので、物件探しをしているときも立地はあまり意識しませんでした。地域のお店と差別化ができれば、目的来店につなげられると思っています」とオーナーの山岡氏は笑顔を見せる。

広島県出身の山岡氏は、大学進学を機に上京。飲食業志望だったわけではないというが、学生時代にお客として足を運んでいた池袋「魚串炙縁」で居酒屋の楽しさに触れ、自身も働きたいと思うようになった。「部活のようなノリというか、とにかくみんな元気で、楽しくて。店が直営店から業務委託に代わり、当時の店長がオーナーになるタイミングで『給料はいらないから、とにかく働かせてほしい』とお願いしたんです。繁盛店で店長を務めていたような“デキる”人たちに囲まれながら仕事をしていました」
その後、縁あって転職した「五感ビストロ酒場赤羽店」では、約4年間に渡り店長を務めた。飲食業を続けるか迷った時期もあったが、20代半ばで独立開業を決意。独立にあたり、さまざまな物件を見て回る中でたどり着いたのがこの物件だ。「都心の物件は競合が多く、自分のように借入れが必要な場合はどうしても篩にかけられやすい。十条だったら慣れ親しんだ赤羽や池袋にも近いし、立地や物件の大きさ的にも競合が少ないだろうと思いました。炭焼きをやりたいと思っていたんですが、ここは偶然ステーキハウスだった物件の造作譲渡で、焼き場があるところも気に入ったんです」。資金が限られていることもあり、内装工事はDIYやツテを最大限に活用。「思っていたよりも空間が明るくなりすぎてしまって…」というオレンジ色の壁は温かみがあり、明るい山岡氏の人柄にもマッチしているようにも思える。

オレンジの外壁と赤いドアが目を引く外観。壁に取り付けられた小さな椅子にはショップカードが

オレンジとブラウンを基調とした店内。写真左側、カウンター奥に焼き場が設置されている

店舗データ

店名 炭とイタリアン SHUSHUDA(シュシュダ)
住所 東京都北区上十条3-22-8 エクセル千葉102

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アクセス 埼京線十条駅から徒歩7分
電話 03-5948-5446
営業時間 15:00~23:00
定休日 不定休
坪数客数 14.6坪26席
客単価 4000円
オープン日 2022年9月28日
関連リンク 炭とイタリアン SHUSHUDA(Instagram)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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