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ミカン下北に人気居酒屋「とりビアー」の新業態「鶏肉食堂ザ・トリフターズ」がオープン。鶏肉を主軸に、自由度の高い新ブランドが誕生

京王電鉄が下北沢駅前に開業した商業施設、ミカン下北1Fに、6月23日、「鶏肉食堂ザ・トリフターズ」がオープンした。“鶏とビールがうまい店”をコンセプトに、都内を中心に店舗を展開する「とりビアー」の新業態だ。他の店舗同様、宮崎から直送される新鮮な鶏肉をさまざまな調理法で楽しませる。看板メニューに掲げる都内ではまだ珍しい霧島鶏は親会社・エビス商事が誇るブランド鶏。深夜4時まで営業し、地元住民はもちろん、近隣で働く人同業者の憩いの場を目指す。


ずっと温めていた「ザ・トリフターズ」ブランド

3月の開業以来、順調に客足が伸びているミカン下北。約3か月が経過し、認知が高まったタイミングで「鶏肉食堂ザ・トリフターズ」がオープンした。既に下北沢に集う20~30代のおしゃれな若者を中心に賑わいを見せている。運営するとりビアーの親会社は、宮崎県で生産から加工、流通まで一貫して自社で担うエビス商事。創業から53年、現在は約500棟の鶏舎で鶏の生産を行っており、毎日約11万羽を加工・出荷。全国各地の飲食店に卸すほか、都内を中心に13店舗展開する「とりビアー」をはじめ、「水炊き とよみつ」「Chicken Meets Shark とよみつ 」など、鶏肉をメインとしたさまざまな業態を手がけてきた。

「実は5年前から『ザ・トリフターズ』というネーミングで、とりビアーとは違う業態をやりたいと思っていたんです」と話すのは、取締役副社長の木村国治氏。下北沢からも近い茶沢通り沿いに「とりビアー三軒茶屋本店」を構えることもあり、以前から下北沢への出店も視野に入れていたという。

「そんなときにミカン下北への出店のお話をいただきました。初めは大衆酒場風の店にしようと考えていたのですが、2階が飲み屋横丁のような造りになるので、あまり居酒屋らしさを前面に出した店ではない方がいいとご要望をいただいて。改めて業態を考え、しっかり食事も楽しめる“鶏肉食堂”としました」。

ミカン下北が掲げるコンセプト「進化する未完地帯」に共感したという木村氏は、店内もあえて“未完成”な状態に。
「すごくシンプルですよね。これから壁に装飾をしたり、客席を増やしたり、必要に応じて足していけばいいなと思っているんです。お子様連れの方にも安心してご利用いただきたいなという思いから小上りの席も用意しています」。

ミカン下北の1階、奥に位置する店舗。「ザ・トリフターズ」のネオンが道行く人の視線を釘付けに

内装はいたってシンプル。店内中央に配した大テーブルも移動ができ、状況に応じて自由に変えることができる。ほか、座敷席もあり子連れ客に好評

店舗データ

店名 鶏肉食堂 ザ・トリフターズ ミカン下北店
住所 東京都世田谷区北沢2-11-15 ミカン下北 A 1F

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アクセス 小田急線、京王井の頭線下北沢駅から徒歩3分
電話 03-5787-5748
営業時間 平日11:30~15:00、17:00~翌4:00 土日祝11:00~翌4:00
定休日 不定休
坪数客数 36坪55席
客単価 3500円
運営会社 株式会社とりビアー
オープン日 2022年6月23日
関連リンク 鶏肉食堂 ザ・トリフターズ ミカン下北店(Instagram)
関連リンク 株式会社とりビアー(HP)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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