多くの人が好むメジャー素材をベースに、異国のエッセンスを加えたフード
フードは全30品ほど。売れ筋は、「脂付きモツと魚貝だしの四川煮込み」(770円)、「ラム肉とズッキーニのグリーンカレー煮」(880円)、「鮭ハラスのバジルチーズオーブン焼き いくらのせ」(770円)、「煮たまごのせ台湾そぼろのポテサラ」(715円)、「ガパオチャーハン チーズのせ」(880円)など。中華、台湾、ベトナム、タイなど多国籍なエッセンスでアレンジした品々。商品開発については、「鶏肉、豚バラ、鮭、アジフライなど“世間の人の7割が好きであろうもの”をベースに、そこへ異国の珍しい素材や風味を合わせて組み立てています」と笹森氏。
ドリンクは生ビール「キリン一番搾り」(638円)から各種サワー、ハイボール、日本酒、ワインなど居酒屋として幅広い構成だ。こだわりは14品を揃える各国の瓶ビール(660円~)。「料理と一緒に楽しめる食中酒が欲しいと思い、日本はじめアジアやハワイ、ベルギーなど各国のメジャーなビールを揃えました。クラフトビールは個性が強いものも多いですが、これらはその国の大手メーカーのものなので、クセがなく食事とも合わせやすくゴクゴク飲めます」と笹森氏。ほか、同社の他の店舗でも力を入れている国産素材にこだわった「山査子」「陳皮」「山椒」などの薬膳サワー(ロック、ソーダ、各種715円)、ジンにハーブやスパイスを漬け込んだ「居髪店クラフトジン」シリーズとして「レモンとアップルミント」「カルダモンとレモンハーブ」(各770円)なども揃える。
「居酒屋を構成する要素のひとつに、“居心地のよさ”も外せない。具体的に言えないけど、なんかいい。そんな空間を目指しました」。料理と同様、空間には多国籍な要素をさりげなく散りばめてる。和を感じる小道具、中華風のイスやテーブル、酒場らしいずらっと並んだの短冊メニュー。向ける視点によって印象が変わる空間。「最初のスケルトンで無機質な空間に、どうぬくもりをプラスできるか?をテーマに、木の温かみを取り入れようと古材を多く使用しました」。
店舗データ
店名 | 池尻居髪店(いけじりいはつてん) |
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住所 | 東京都世田谷区池尻3-2-5 1F |
アクセス | 池尻大橋駅から徒歩1分 |
電話 | 03-6450-7510 |
営業時間 | 17:00~23:00(フードLO21:45、ドリンクLO22:15) |
定休日 | 不定休 |
坪数客数 | 18坪35席 |
客単価 | 3800円 |
運営会社 | 株式会社渋谷の歩き方 |
オープン日 | 2022年6月18日 |
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