六本木に「裏路地ひみつKitchen by Noza Caza（ノザカザ）」がオープン。前店舗から移転、閑静な住宅街で落ち着いたイタリアンに一新。新名物にスープパスタも加わる

「新しい武器」を手に入れ、持ち前の接客力とともにさらなる飛躍を目指す！

ランチタイムも営業し、生麺を使ったスープパスタを７品用意。「あさりの旨みたっぷりスープパスタ」「パンチェッタの濃厚スープパスタ」など、ドリンク付きですべて1000円だ。「近隣にはイタリアンも多く、普通のパスタでは差別化できない。そこでスープパスタを思いつきました」と谷添氏。今後はこれをさらにブラッシュアップし、名物として打ち出していきたい考えだ。笹氏は「うちの会社は、どちらかというとスタッフの接客力を武器に売ってきた。それはどこにも負けないと思っていますが、今回は初めてスープパスタという“商品の武器”を谷添が作ってくれた。スープパスタに特化したお店は意外にも少なく、しかも生麺を使っているところはほぼない。『ノザカザといえばスープパスタ』と思ってもらえるよう、認知を上げていきたいですね」と話す。

「前の店舗とは雰囲気がガラリと変わったので客層も変わりました。ゆっくり食事を楽しみたいカップルや近所の方など。おかげさまでランチは好調ですが、まだまだ夜の集客は弱い。ふらっと入れるような立地でもないので、地道に常連様を増やし、リピーターで埋まるお店にしてきたい」と谷添氏は意気込む。

写真左から代表の笹 裕輝氏、店長兼シェフの谷添愛花氏。同社では来月にBBQテラスとワインバーも開業予定だ

（取材＝大関　まなみ）

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