現地の味を再現した甘辛味のチャーシューに、香ばしいバーボンのペアリングを提案
フードの名物は、自家製の「港式蜜汁叉焼」ことチャーシューだ。「五花肉(豚バラ肉)」「梅花肉(豚肩ロース肉)」(各500円)、「豬頸肉(豚ホホ肉)」(600円)の3品を用意。それぞれ豚肉を野菜で2日間マリネした後、蜜汁を塗って300度の高温で7~10分ほどの短時間で一気に焼く。甘辛い味付けが酒のつまみにぴったりだ。
ほか、「白切鶏(鶏もも生姜青葱ソース)」(640円)、「搾菜山椒油干絲(ザーサイと干し豆腐の山椒油)」(580円)、「豬耳朵香菜(豚耳と青葱パクチーサラダ)」(580円)といった冷菜や、「鹵味鶏爪(鶏モミジの醤油煮)」(580円)、「油炸皮蛋薯條(揚げピータン&ポテト チリマヨネーズ)」(660円)、「蒜蓉炒油菜芯(チョイサムのニンニク炒め)」(880円)といった温菜、「招牌燒賣(HKTKオリジナルシュウマイ)」(750円)、「鮮蝦貝燒賣(海鮮シュウマイ)」(830円)などの点心、「蜜汁叉焼飯(チャーシューライス)」(850円)、「豆豉酱蒸排骨飯(スペアリブライス)」(900円)といったごはんものまで、多彩な香港グルメを用意する。
ドリンクではウイスキーのラインナップを充実。「サントリーホワイト」(430円)から「オールドプルトニー12年」「グレンドロナック12年」(各1280円)まで約10品。特に、チャーシュー×バーボンウイスキーの組み合わせを提案しており、「香港はウイスキーが好きな人が多いですし、甘く味付けしたチャーシューに香ばしいバーボンの香りがよく合います。ソーダ割もいいですが、チャーシューをつまみながらロックでちびちびやるのもオススメです」と近藤氏は話す。
既存店と同様に自然派ワインもウリで、グラスは常時8品で770円~、ボトルは常時10品で3800円~。香りのしっかりした白や、チャーシューに合わせてロゼを多めにセレクトしている。その他、クラフトビール、香港で製造されているというフィリピンのメジャービール「サンミゲール」(590円)や、「台湾ビール」(各種590円)などは瓶・缶で用意。ほか、焼酎やホッピーセット、紹興酒など幅広く揃える。
ワインやビールなどドリンクの多くは店内の冷蔵ケースからお客が取り出すセルフスタイル。注文はスマホを使ったモバイルオーダーを利用。商品のクオリティは重視しつつも、各所でオペレーションの簡略化を図る仕組みを散りばめている。12坪の店内で、キッチン1人にサポートを付け、平均して1.5人で営業を回していきたい考えだ。
店舗データ
店名 | 香記豚記(ホンキートンキー) |
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住所 | 東京都中野区本町6-21-16 1F |
アクセス | 新中野駅から徒歩3分 |
電話 | 03-5340-7359 |
営業時間 | 11:30〜14:30(LO14:00)、17:30〜22:30(LO22:00) |
定休日 | 月、火 |
坪数客数 | 12坪24席 |
客単価 | ランチ1000円、ディナー4000~5000円 |
運営会社 | 合同会社also |
オープン日 | 2022年2月16日 |
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