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板橋区で3店舗を展開するやんぐグループが、中野に進出!「やきとんやんぐ セカンド NAKANO」がオープン

12月16日、中野に「やきとんやんぐ セカンド NAKANO」が開業した。運営するやんぐ(東京都板橋区、代表取締役社長:坂口稔朗氏)は、現在板橋区で「やきとんやんぐ」、「創作中華やんぐ」、「ニューやんぐ」の3店舗を運営。今回、板橋区を飛び出して初の出店店舗となる。板橋の人気やきとん店「やきとん ひなた」の技術やお客との距離が近い接客を受け継ぎつつ、自社オリジナルメニューも合わせた独自の風情で、地域密着の店づくりに注力。今後の展開拡大の足掛かりとして認知拡大も狙う。


実家の洋菓子店のパティシエから転身。板橋区の繁盛店「やきとん ひなた」で修業を積む

JR中野駅北口に広がる飲み屋街。数多の飲食店が所狭しと軒を連ねるこの界隈の早稲田通り寄りの「昭和新道」の途中の横道で、「やきとんやんぐ セカンド NAKANO」と出合う。運営するやんぐ代表の坂口稔朗氏は「めちゃくちゃ目立たない場所ですよね。最初見たときは『この場所はないな』と思ったのですが、何度も内見に来るうちに『ここでやれたら、他のどんな場所でもやれる』と、逆に燃えちゃって」と、笑みをこぼす。

坂口氏の実家は板橋区で洋菓子店を営んでおり、2代目候補として実に15年間パティシエとして修業を積んでいたが、日々を重ねるにつれて心に抱いていた疑問が大きくなっていく。「父のもとで学べば学ぶほど、越えられない壁が浮き彫りになっていくんです。このまま2代目を引き継いで、この世界で続けていくことが自分にとって幸せなのかわからなくなってしまって」。そんな日々を送る中、坂口氏は板橋区を拠点に展開を広げるやきとん店「やきとん ひなた」と出合い、魅了される。「料理の味はもちろん、お客さんと距離の近い接客、居心地のよい店舗風情。『自分はこういう仕事がしたいんだ』と、目が覚めるような気持ちでした」。自分の気持ちに気づいた坂口氏は、父に思いを告げ、退社。数ヶ月後には独立開業を心に決め、「やきとん ひなた 大山店」で働き始めた。「ケーキ作りの経験が生かせるかと思ったら、全然そんなことなくて(笑)。洗い物ひとつで悪戦苦闘していました」と、語る坂口氏だが、「後がない。だからやる」と自分自身を鼓舞しながら奮闘。在籍していた3年間の間に「大山店」、「上板橋店」の2店舗で店長を経験し、オペレーション、数字管理、仕入れなど店舗の経営に必要な知見を深めた。そして、2016年。板橋区にて独立第1店舗目の「やきとんやんぐ」を開業した。

うっかりすると素通りしてしまいそうな横路地に立地。一見すると不利な立地が坂口氏のチャレンジ精神に火をつけた

店舗データ

店名 やきとんやんぐセカンド NAKANO
住所 東京都中野区中野5-53-10

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アクセス 中野駅北口から徒歩10分
電話 03-5942-4034
営業時間 17:00~24:00(L.O.23:00)
定休日 日曜日、第1第3水曜日
坪数客数 約11坪 33席(うちカウンター8席)
客単価 2000円~3000円
運営会社 株式会社やんぐ
オープン日 2021年12月16日
関連リンク やきとんやんぐセカンド NAKANO(Twitter)
関連リンク やきとんやんぐセカンド NAKANO(instagram)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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