中目黒「パブロ」、学芸大学「カルボ」に続くスぺインバル、「Llevant」が渋谷に開業。世界大会入賞シェフによるパエリアや自然派ワイン

確かな味とサービスで、「また行きたい店」を目指す

目指しているのは、渋谷の地に根ざし、何度でも行きたくなる店。「コロナ禍のオープンということもあり、まずは認知度を広げることが課題。目的を持ってこの店に来たいと思ってもらえるような、記憶に残る料理や時間を提供できたら」と両氏は話すが、この店が「大人の憩いの場」として賑わう日は、そう遠くないはずだ。

また、各店舗で人気のデザート「バスクチーズケーキ」をブラッシュアップし、専門店の開業も視野に入れているという由利氏。スペイン料理業態の展開については、やはり人ありきで考えているという。今後の展開にも期待したい。

左からオーナーの由利拓也氏、シェフの江澤篤史氏、スタッフの野田アンドレス氏

（取材＝河西みのり）

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